「死後の世界」を信じている日本人は、最近はすこし増えているようです。

大きな自然災害によって、大勢の人が亡くなっている現状を目の当たりにする

機会が増えたこともあるかもしれません。

 

大災害により、人が果敢なくこの世を去るのを観ると、

心情的にも「死後の世界」があったほうが報われるという思いもあるでしょう。

それでもまだ、「死後の世界」を信じていない人が、かなりの割合でいるようです。

 

人は、世間のアクシデントやブームに影響されて、考え方がよく変わります。

現代は、情報化社会なので様々な正しい情報や悪い情報まで流れています。

この中で、本当に人にとって有益で役に立つ情報を選び取るべき

感性や知性というのも必要になってきました。

 

この情報の取捨選択によって、未来社会が明るいものになるか

暗くなるかの結果がでてきます。

 

社会という中で生きている人達が選んで来た結果が

その先の未来を創っていくのです。

 その中で、間違った情報を信じた人の割合が多い場合は

それなりのリスクを背負う未来がやってくるのです。

これは、「原因結果」「因果応報」という普遍の法則というものがあるからです。

 

人は気がつく、気がつかないに係わらず

宇宙や地球や自然は「普遍のルール」に基づいて、人を生かし続けています。

現代の人々は、この「普遍のルール」を忘れてしまい

この世の物質世界に洗脳されているのです。

 

人として最低限、もっていた方が良い知識というのが

この「普遍のルール」でもあります。

この知識を信じてもっているのと、いないのでは月とスッポンくらい人生観が

違ってくるでしょう。

特に、「死」は誰でも平等に訪れます。

だから、防災や減災意識以上にもっておくべき知識なのです。

「死後の世界」を信じる人の割合

「日本人の国民性調査」を行っている統計数理研究所が、2008年にだした

死後の世界を「信じる」か「信じない」の調査によると

・信じる 39%

・信じない 33%

・わからない、その他 28%

という結果になっています。

 

これは2008年なので、最近は大災害などの影響も有り

信じる割合がもう少し、多くなっているような気がします。

 

この調査結果の中で、信じる信じないのどちらでもない人が

3割近くになっていますが

この人達が、世間のアクシデントやブームの影響に動かされて

信じる信じないの割合を変えているのかもしれません。

 

「死後の世界」があると都合が悪い人がいるのか

「死後の世界」が無いと言い張っている人の考えを聞くと

「あるなら証明しろよ」ってよく言われますが

そのような人は「信じる力がない人」と思ってしまいます。

 

それに「死後の世界」があるのは、面倒くさいから無い方が楽」という人もいます。

 

最近は、唯物主義や脳科学などの影響で

「カラダ(肉体)が無くなるから存在は無くなる」

「幽霊や超常現象は頭脳が創りだした幻想」

というのもあり、特に輪をかけてマスコミ媒体が間違った情報を

流すおかげで、無い方を信じる人も多くなってきています。

 

 このような証明主義や唯物主義、自己中心的な感情で

間違った思い込みをしている人達がたくさんいます。

 

しかし、考えてみるとわかりますが

死後の世界があると都合の悪い人は、悪いことを考えたり、している人では

ないでしょうか。

悪いことから逃げることができれば責任をとる必要がないからです。

 

「死後の世界」が無いという意味を理解してますか?

「死後の世界」が「無い」という人の中には、死んだら真っ暗闇に置かれる

思っている人もいます。

勘違いだと思いますが、真っ暗闇というのは、「空間がある」ということなので

死後の世界はあるということになります。

 

実際、地獄は真っ暗闇なところは多いので、真っ暗闇にいると気がついたら

そこは、地獄なのです。

 

「死後の世界」は無い!という意識はどこに?

「死後の世界」が「無い」という人は、

死んだら意識も何も無い訳だから、「無い」という判断すらできないはずです。

 

もし、「死後の世界」があったらどうしますか?

「死後の世界」が、本当に無かったら「無かった」と思う自分

も存在していないはずなので、本当は、死後の世界が「ある」「無い」の

どちらかの選択や議論をするまでも無いのが本当のところです。

 

それより大事なのは、

もし「死後の世界」があったら、どうするか?

ではないかと思うのです。その時に後悔しないように準備をしておくことも必要

ですし、余計なお世話かも知れませんが、何より人生観が大きく違ってくること

をお伝えしたいのです。

 

「死」とはどのような事を言うのか

「死」というのはカラダ(肉体)から魂(心)が抜けてしまう状態です。

詳しくは、シルバーコードといって肉体と霊体(魂)を繋ぐ「へその緒」

みたいなものが切れることをいいます。

 

最近、脳死が人の死といっていますが、このシルバーコードが切れていなければ

「死」とは言わないのです。

 

脳は「心」という唯物主義の医療業界は、実際は恐ろしいことをしているのです。

 

幽体離脱の経験で魂(心)とカラダ(肉体)の意味を知る

カラダ(肉体)から魂(心)が抜けて霊体というカラダになります。

 

筆者は、幽体離脱を何度か経験しているのですが

実際にカラダ(肉体)から抜けたり戻る時は、溝うちのあたりに振動を感じます。

カラダ(肉体)から抜けて霊体というカラダは、肉体を着ている状態と変わりません。

手も足もあり、筆者の抜け殻と妻の寝ているところを観ることができます。

リビングに行って何度も気持ちよく飛び跳ねてから

天井を突き抜けて外へ出たこともあります。

 

「死後の世界」があることもわからない状態になる

霊体というのは、肉体に重なって存在しています。

この世では普通は、目にはっきりとは見えません。

この霊体の中心が「心」なのです。

 

この「心」は思考の中心であり「あなたは何者ですか?」と言われた時に

判断できるものが、「心」なのです。

 

人は病死、事故、災害死、寿命など死に方はさまざまですが、

この霊体というカラダがあるので、自分はまだ生きていると

錯覚してしまい「死」を悟るのが難しいのです。

現場にまだ霊体として居るので、これが「死後の世界」だということに

気がつかないのです。

 

特に、突然の事故、災害死などは、死んだことを理解するのが

難しいようです。

 

「死後の世界」を信じている人は救われる

まずは、「死」を自覚するところが最初の関門かもしれません。

人によっては、この世で自分の葬式で遺影などを観て、

悟ることもあるそうです。

それと、先祖や身内の霊や導きの霊がやってきて

「死」を悟らせて三途の川を渡り、天国の入口まで連れていってくれるようです。

 

突然の死に気がつき.無念さからこの世の人にお別れしたいと

思う人もいます。

 

様々な「死」の境涯がありますが、このように素直に三途の川を

渡る人は、生前に「死後の世界」を信じていた人が多いのです。

 

「死後の世界」は無いと信じている人の行く末

統計調査で「死後の世界」が無いという人が3割くらいいましたが

約3人に1人です。

この中でも案外、素直な方は「死」を悟って三途の川を渡るような気がします。

 

一方、生前に「死後の世界」は無いという頑固な人や唯物主義の人は、

宗教も嫌いな人が多いので、救うのがたいへん難しいのです。

 

まだ生きていると思ってしまい、この世の家族と同居を続けたり

身内や知り合いのところへ行ったり、この世を徘徊しているのです。

まさに幽霊ということです。

この世に執着をもって長く居座れば、地縛霊となります。

 

「死後の世界」で何が起こっているのか?

三途の川を渡っていない霊(人)のことを「成仏していない」とか

「迷いの霊」と筆者はいっていますが、

実際は、本当にこのような霊(人)が、今は多いのです。

 

成仏していない霊(人)は、この世の人と同居をして

少しずつ違いが解り何となく死んでいるのではないかと悟り始めます。

そして、いい時期に天国から導きの霊がきます。

しかし、「死後の世界」を信じていなかった人には、説得に時間がかかります。

 

筆者は、たまに説得することもあるのですが

この世から説得した方が、理解が進むようです。

最近では、ある程度、本人が理解したら、時間がかかるので

導きの霊にその後をお願いするようにしています。

 

しかし、幽霊や地縛霊になった人は頑固で救うのは厄介です。

「この世」に強烈な執着をつくってしまい、疑いなどネガティブな

心になっているからです。

 

生前の「心」が「死後の世界」ですべて表される

生前に「死後の世界」は「無い」と思って、人生を送っていた人は

「心」が、そのとおりの自分なので、「死後の世界」に行った場合

もっとリアルにすべてが表されるのです。

 

死ねば、魂「心」しかもっていけないのですから、生前に間違った思想で

汚れてしまった「心」は反省をして清算をしなければ、

天国ではなく地獄に行ってしまいます。

やはり「因果応報」「原因結果」の法則は、誰でも平等に働いています。

 

「心」が最も大事「心」しかもっていけないから

この世ではカラダ(肉体)や頭脳(思考の中心)が

自分自身だと思ってしまっている人がほとんどだと思います。

しかし、「死後の世界」には魂(心)しかもって行けません。

 

本当は、目にみることができない心臓あたりにある「心」が

思考の中心であり、それがあなた本人です。

そのあなたが、命令をして頭脳というコンピューターに信号を

送ってカラダ(肉体)を動かしているのです。

 

「心」は目に観ることができないのは、すでに「心」は「死後の世界」と

繋がっているからなのです。

「心」は3次元世界にあるようでないのです。

 

「死後の世界」が真実の世界

カラダ(肉体)や頭脳が自分自身と思っているうちは

この世が真実の世界だと思うかも知れません。

 

しかし、人間はもともと「死後の世界」からこの3次元世界へ

何度も生まれ変わっているのです。

この世は、魂(心)の成長のためにあるのです。

本当は、あなたの故郷は「死後の世界」の天国なのです。

まとめ

「死後の世界」が無いといい切るのは、簡単ですが

実際、このようなことになってしまっているのです。

 

死後を信じていない人が、もっと増えた場合は、

恐ろしいことが起こるかもしれないのです。

それは、一人自分だけの話だったらいいのですが

すべての人々に迷惑のかかることにもなっていくのです。

神の世界は、すべてが繋がっているのですから。

 

余計なお世話かもしれませんが、

「死後の世界」を信じる人が多くなってほしいです。

そして、人間はこの世と「死後の世界」を貫いて生きている

存在であることを信じてほしいのです。

 

それによって、人生観というものが月とスッポンくらい違うことを理解して

より充実した幸せな人生を歩むことができるからです。

 

「心」しか「死後の世界」に持って帰ることができないならば

「心」にとって素晴しい智慧と愛を蓄えて死にたいものだと考えています。

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