反省には消極的な反省と積極的な反省があります。

失敗や挫折が、後悔で終わらないようにするのが積極的反省です。

それ以上に「第二の人生に進むための積極的反省」をオススメします。

人から怒られてするのが消極的反省

小さい頃、自分に弟や妹が生まれたりして

だんだんと親の愛が自分に向けられなくなってくるのを感じとり、

わがままな行動をとったりします。

 

親から怒られたり善悪のしつけをされて、反省することを学びます。

それを『消極的反省』と呼んでます。

 

親からの愛情が少ないと反省ができなくなる

小さい時に親から愛情をもらっていないと反省ができなくなります。

怒られたり善悪のしつけも親が子供の将来を考えてのことであれば

愛があってのことです。

しかし、親が、子供に対する愛ではなく自分の都合で怒ったりしているのは

子供にとって愛情がないことが、だんだんに解ってきます。

 

そして、親に反発し初めて、怒られても消極的反省ができなくなります。

 

なぜなら親が自分のことしか考えないで、都合で怒ったりしつけを

しようとするので、子供にとっては理にかなっていないのがわかるからです。

充分な愛を受けていないことの理不尽な念いを子供心に溜めてしまっています。

 

学校でイジメなどを行っている生徒には、その腹いせの部分が親に対しての

反動としてでてきているようにも感じます。

後悔ばかりして自分を責めすぎない

 

ほとんどの方は、消極的反省を子供の頃に経験しているでしょう。

そのような経験をもって、物心がついて善悪がわかるようになったら

自然と反省することはあるのではないでしょうか。

 

例えば、友人関係、学校での出来事、家族内での出来事など

言葉や行動を振り返って反省することもあるでしょう。

どちらかというと、反省より後悔の方が大きいかもしれません。

 

誰でも間違いや失敗はあります。

あまり自分を責めないようにしましょう。

落ち込まないための方法

後悔で自分を責めるばかりではいけません。

 

失敗や挫折があったら、それが後悔になり、落ち込んでしまいます。

そのときに、自分を責めるのはそこそこにしましょう。

 

冷静になって、なぜ、そうなったのかの原因を分析することが必要です。

分析には、経験をもっている人のアドバイスや本なども参考にすると

よいでしょう。

偉人伝なども参考になります。なぜなら、偉人は失敗や挫折をたくさん克服して

きているからです。

 

「今度は、このようにしょう」という分析です。

例えば、次に同じような機会があったときには、言葉や行動に気をつけて

もっと相手の気持ちを考えて行おうとか、

仕事で失敗したならば、次回はもっと良いアイデアや方法をだしていくぞ!

と積極的に良くすることを誓うことです。

 

自分を責めて落ち込まないためには

ポジティブな念いをだすことでネガティブな念いを打ち消すのが大事です。

 

積極的反省のススメ

積極的反省は、後悔というネガティブな念いを、

良い誓いを立ててポジティブな念いで打ち消していくことです。

 

次回同じ機会には二度と同じ過ちは繰り返さないと誓い、もっとより以上の良い結果が

出るように努力することを誓うことが大事です。

 

どのような人の人生でも、大なり小なり失敗や挫折があると思います。

一切ないという人は、善悪の判断をもっていないのと同じかもしれません。

 

後悔で終わるのではなくて、積極的な反省をするのが大事です。

積極的な反省が日常の習慣になっている人は、素晴らしいと思います。

 

第二の人生をあゆむための積極的反省のススメ

ただ、もうひとつそれを超える積極的反省があります。

「第二の人生」に進むための反省です。

 

これは、「たった今あなたの人生が終わる」と言われたときに後悔するものが

ないと言えるだけの心をもっているかどうかが重要です。

 

死んだらすべての人の魂(心)が、あの世に帰ることになっています。

しかし、ストレートに帰れるかどうかは、心次第になります。

 

心が汚れている状態では、帰ることはできません。

あの世の入口で足止めされてしまいます。

もっとも、あの世や神を信じていない人は

迷いの世界や地獄の世界にいってしまいます。

 

必ず、反省をさせられて、心のアカを落とさなければなりません。

反省によって心の曇りを取り除くことが一番大事なことです。

 

できたら、これまでの生涯を振り返っての積極的反省がオススメです。

これは、反省の期間をまとめて取ります。

この積極的反省の時間をもって実践できた人は、今後の人生が

これまで以上に素晴らしいものになると確信しています。

 

一度「第二の人生に進むための積極的反省」をオススメします。