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念いの力とは何なのか?

4次元以上の世界では「念い」の世界であるので自由になんでも創造することができる。この世の3次元世界は、念いのみでは成り立たない。イメージはできても形にしていくまでに時間や様々な要素が必要である。しかし、4次元以降の世界ではこれが「念い」のみで実現するのだ。これを「念力」とも言う。

念いの力は全ての人に共通の能力

この念いの力で、あり得ないものを生み出すことができるのは、本当は全ての人に共通の能力である。しかし、このことの重要性がわからなければ生かしようがない。

死後に天国に行ったとしてもこの念いの力の理念や使い方を知らなければ、潜在的に持っている能力があっても使うことはできない。全ては神の子であるので神と同じ能力は持ち得ても、自覚なくば使えないのである。

これは、皆平等にこの能力が備わっているが、気がついているかいないかは何度も生まれ変わる転生輪廻の修行の過程でどのように目覚めてそれについて考えてきたかによって、違いが出る。

その能力こそが「心」の奥に潜んでいる。この心にどれくらい長い間フォーカス、探求してきたかによって明かな違いが出てしまうのである。

多くの霊、魂は「念いの力」の価値を知らない

私は常々、「心」の話をしているけれどもこの「念いの力」の価値をどれくらいの人が理解しているかだ。あの世の広義の天国には神の領域に進むごとに様々に天国の階層の違いがある。

この世の美しい自然風景のさらに光輝いた牧歌的な天国に、一番多くの霊人が住んでいる。それが5次元世界である。そこにいる霊人の多くは、念いの力の凄さには気がついていない。気がついていても他人事である。

この世に生きている時と同じで、何事もないことを祈り、他の霊人に迷惑かけることなく無難に平和に生きる事を望んでいる。このような日常を愛している霊人たちの念いが、これ以上の成長もなくてこれ以上落ちることもないこの様な天国を創っているのである。

これは悪いことではないけれども自らの可能性を引き出したり未知の能力を磨くことから避けているところもある。この5次元の天国も霊的な認識力の違いによって,さらに上の次元に向かって細かく階層(村)が分かれている。

さらにその上の6次元世界の天国では、より専門的にオリジナリティを発揮する研究や探求をしている霊人が多い。この世で有名になっている芸術家、起業家、科学者など同じような専門分野の人の集まる村社会になっている。3次元世界のこの世に生まれ変わった時に専門分野によって社会の発展、文化に寄与できる人たちが、この6次元世界から生まれ変わっている。

「念いの力」の価値は高次元霊ほど認識している

この6次元天国の霊人は、ある程度「念いの力」についての価値観がわかっている。

また、その上の7次元世界では、「天使」と言われている存在が多い。天使とは字の如く天のお使いであり、神のお使いができる能力を備えた霊人のことである。

7次元世界からさらに上の世界にかけて霊人の数が極端に少なくなってくる。

地球霊界の霊人の総数520億(魂)という統計が以前、「小桜姫の霊言」のよって知らされていた。その割合で言うとほとんど520億(魂)が、4次元(地獄界30億以上も含む)、5次元霊人とこの世の3次元世界77億人を合わせた合計である。

それ以外に7次元世界には数万人(魂)、8次元は数百人(魂)、9次元に至っては十数人(魂)の霊人で構成されている。

「念いの力」を他人への愛に実践

7次元以上になると、それらの次元の概念に一致した者のみが住んでいることになる。

その特徴は自分のことより他人を愛し、救い、助けることのできる「愛」「慈悲」を自然に実践できる霊人ばかりで、ある程度自分創りを終えた霊人たちである。自分創りを終えるとは、心を探求して自分が何者であるのかを理解し、他人に対して霊的真理を解いて他人を救えるところまで来ている境地である。だから念いの力をコントロールすることができるのだ。

これら7次元以上の霊人は、何千何万何十万回という転生輪廻によって、3次元世界に生まれた時に社会や他人に良い影響を与えた実績が評価されて天国の階層を上がることができた霊人である。元は5次元に住んでいた霊人も多い。

「念いの力」は神へ向かう学びの一つ

活躍をする場としての3次元世界というのは地球という惑星だけではない。それはさらに遡って全宇宙の他の惑星環境で人間と言われるヒューマノイド型ではない時もあった。様々な惑星宇宙人として生まれ変わりながら、過酷な環境の中で自らの心を磨き、精進してきたからこそ、神の代理人としての天使の役目をもった霊人になれるのである。

この成長こそが、霊的世界を創造した根源の神と大宇宙を創造した根本神の理念であり願いの通りであるのだ。

我々はこのような目的のために神から魂という命を与えられたのである。

この世の3次元世界というのは様々な天国の階層の霊人が玉石混交で生まれている。だからこそ天国にいる時に学べなかった事を今、学ぶことができるのだ。だからこの機会を一期一会と思い、どんなに苦しくとも何かあなたにとって大事なことを掴んで天国に帰るためにこの世を生き抜くことが大事である。

その学びの一つが、「念いの力」でもある。この念いの力を高めるために人間は魂として転生輪廻を繰り返していると言っても過言ではないからだ。

「念いの力」の発揮は常に心の存在に気を払うべし

念いの力をつけるにはどうすれば良いのか、心の中にその答えは眠っているのであるが、それを引き出すための方法はすでに説いている。

4次元世界にイメージ通り、念い通りの何かを創ることができるならば、それは時間が経つごとに3次元世界にそれが結果として現れてくるようになる。それは宇宙の法則でもあるからだ。

ただ、4次元世界に念いによって創造したものを3次元世界に瞬時に表すことができれば、それは「物質化現象」というがこれが究極の念いの力の発揮の仕方でもある。この物質化現象こそ神の技であり、自然の樹木、山々、海、生き物など3次元世界に神が万物を創造した手法であるのだ。

キリストがパンやワインを空中から出した奇跡は物質化現象のほんの一部に過ぎないのである。

しかし、それが念いの力の究極の結果だ。

そう考えた時、我々は3次元世界に生きていながら、心は4次元以降の世界にすでにある。胸の心臓の周りにある「心」の存在は誰の目にも見えないからだ。

これに気がついている人は少ない。

知らず知らずの内に、目に見えない「心」の思いの結果が、この世に現実として現れているからである。良い結果や悪い結果にしろ、その結果に一喜一憂しているがそれを創った原因は、心の中の思いであったのだ。

だから、日頃の心の中での「思い」「想い」「念い」に気を払うべきである。

ネガティブな思いは持たないこと、常にポジティブな思いに変えようと努力することが大事なのである。

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