『愛が憎しみに変わるプロセスで何が起こっているのか？』では同時期に起きた
アメリカで父親が幼い娘を、日本で母親が幼い息子を残酷な方法で殺害した事件、
をテーマに書きました。 → → 愛が憎しみに変わるプロセスで何が起こっているのか？
そこで子供を殺害するまでに至った原因は自己中心的な「心」がスイッチになって
いるのではないかという考えに行きつきました。
このブログでは、児童虐待死にいたる心の真相を、
心の性質や仕組みから観ていきたいと思います。
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心はよいことや悪いことを思うのは自由
「心」は良いことと悪いことの両方を思うことができます。
これはすべての人に自由です。
心で悪いことを思っていても、他人にはわからないので
言葉で表現したり、行動で示さない限り自由です。
もちろん法律、規律の対象ではありません。
たとえば、悪いことを念って（おもって）、現実に悪いことをしようとします。
ですが、普通は「理性」というブレーキがかかります。
道徳的にも悪いことをしたら責任も生じてくるのがわかっていますので
実際に行動まではとれないのが普通です。
知らず知らずに心に曇りを創っている
心は良いことや悪いことを念ったり考えたりするのは自由ですが、
心には悪いことを念う（おもう）だけで
心に曇りを創ってしまう性質があります。
心は晴れ晴れというくらい、健全な心は光に満ち満ちています。
このブログのアイキャッチ写真のように「心」に太陽が輝いています。
しかし、ところどころにに雲が現れていると思います。
その雲が多くなって曇り空になったら太陽をさえぎって暗くなってきます。
そのようなイメージです。
たとえば、
「子供ばかりに気をつかって妻は自分には何もしてくれない」
「この子の世話のせいで自分の自由な時間がもてない」
「まだ、自分も若いのだから遊びたい、だから子供が邪魔」
このような心をリアルに念ったとします。
このような念い（おもい）をもったことがある人もいるかもしれません。
『自己中心的』な念い（おもい）です。
この自己中心的な念いは曇りというものを創っていきます。
しかしその都度「自分はなんて事を思うのだろう」という
反省が働いていればその心の曇りは取れてきます。
ですが、反省をして悪い念いを打ち消すことを怠った場合、
悪い念いを繰り返します。
そしてその曇りはだんだんに濃い曇りとなって
『愚痴』『不平不満』というものに変化していきます。
その愚痴や不平不満を、パートナーや身内に聞いてもらっている内はいいのですが
それを一人で溜めてくると黄色信号が点滅してきます。
愚痴や不平不満を流していけるかが重要
次はどのように愚痴や不平不満を溜めないで、
流していけるかが重要になってきます。
これには、パートナーの力も欠かせませんが
本人の知識の量や人との交流でも対処できます。
何パターンもの一般常識的な対処法をもっている方は乗り切っていけます。
子供中心にして時間の使い方を工夫したり
たまに同じ悩みを抱えている子育て主婦と交流することは大事です。
たぶん自然にそういう生き方をしている主婦は多いのではないでしょうか。
問題なのは、一人で抱え込んでいる方です。
その方は、育児の世話と自己中心的な念いが葛藤をして
愚痴や不平不満が爆発してヒステリックになっている方です。
知識が豊富なパートナーであれば、息抜きをつくってあげることで
解消することができると思います。
しかし、パートナーが忙しく働いていますので息抜きの時間が
取れないのが現実かもしれません。
理性をゆるませる存在が現れる
そのような時に、自分の愚痴や不平不満を解消できる異性と偶然にも
出会うこともあります。
そこから、思いもよらなかった方向に引っ張られて家庭まで混乱させて
人生が暗転してしまう事もよくある話です。離婚問題になったりします。
このような時「心の状態」がどうなっているかです。
愚痴や不平不満が心に充満して精神状態が不安定になっています。
心は暗い雲に覆われた状態です。
『波長同通の法則』という言葉を聞いたことはあるでしょうか？
心から発する念いが、同じ様な念いをもっている人を引きつけてしまう法則です。
良い念いや考えをもっている人に同じ様な心を持っている人が集まってくるのも
同じです。
その場合はとても幸せですが、逆の場合は人生が暗転するくらい大変なことが
起きてきます。
それに心の状態が暗い雲に覆われて精神状態が不安定なときは、
それなりの人を引きつけるようになります。
そして、本人の理性をゆるませるような言葉をかけて誘惑に入ってきます。
優しい言葉をかけてもらうので、
最初は相手がよく見えていないので信用してしまうと思います。
相手も最初は様子をみるようにしていますが、
心が自分の方に向いてくるのが
わかると誘惑体制に入ってきます。
そして心を取られてしまいます。
そうなった場合は、家庭はおかしくなり子供どころではなくなってきます。
そのような心の法則があるということは理解しておいてください。
これは、自己中心的な心をもった方でなくても精神状態がこのようになっている場合は
波長同通の法則が働きますので、起こりうることを理解してください。
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自己中心的な「心」に憑く悪の真相
実は、波長同通の法則は『人と人との間だけではない』という重要な点があります。
ただし、ここから書くことがどういうことなのか理解不能に陥るかも知れません。
ここから先は、信じるか信じないかの話になります。
残酷なことを平気で行い人の命を邪見に扱い、物でもあつかっているように
捨ててしまう行為をコントロールしているものがいるということです。
見えない世界に確かに存在しています。
そういうものと波長同通して自分の心に呼び込んでしまう状態では
心が暗い雲に覆われて精神状態が不安定になり、
理性がマヒして善悪の判断が鈍くなってきます。
そして、最後に自己中心的な心がスイッチを押してしまったのが原因で
完全に取り憑いてきて心を操られてしまいます。
そして残酷な事件を起こしてしまうようになります。
最近、通り魔殺人など奇妙な事件が多いと思いますが
たいてい、このパターンだと思います。
その場合、捕まってから犯行の自供を聞き出す時に
「自分は覚えていない」という犯人が多いと思いますが
嘘ばかりをいっているのではなく、心を乗っ取られていたので
覚えていないというのも真実です。
正確に答えられないので、精神が侵されていると判断される
こともあります。
心を健全に保つ方法
このように残虐な行為をするまでのプロセスを心の性質、仕組みからみていきました。
「心は自由」という言葉どおり、良い方向、悪い方向にもいけることがわかったと思います。
でも安心してください。
心を良い方向に保つのに必要な心掛けがあります。
以下のことを実践してみましょう。
自分が生かされていることに感謝の心をもつようにしよう。
旦那さんへ、奥さんへ、子供へ、親へ 「いつもありがとう」という心をもつようにしよう。
世の中、偶然はないよ。よいことが与えられた時は感謝の気持ちを忘れずに、
そのときは心の中に向かって感謝をしよう。
偶然に悪い事が降り掛かったしても、怒りは沈めて冷静に自分を見つめよう。
そして、なるべく許す気持ちをもつように努力しよう。
自分の勉強の為に教えてくれたのかな？と思うことも必要。
どんなときでも笑顔を絶やさない、明るい心には変に悪いものは寄って来ないから。
家族で笑うひとときが最高の幸せと感じよう。経済的に苦しくたっていいじゃないか。
笑顔や笑いがあれば、七福神さんがやってくるかも、だって笑ってるでしょう。
人の成功を心底喜んで上げられるような心になろう。
心に執着をもたないでサラリと流すようにしよう。
心に嫌な気持ちを引きずらない。
特に人の言葉や行動をなるべく許す心をもつこと、「しょうがないよねって」感じで。
悩みや不安は早めに解決するように努力しょう。
溜めないことが重要だから、レスポンスは早いほうがいいよ。
悩みや不安を解消する答えは一つではなく、たくさんの選択肢をもつようにしよう。
これが駄目なら、あっちの方法もあるなど。
上の答えにも共通するけど、
悩みや不安を解消するための知識は、たくさんもつように努力しよう。
経験豊富な人や専門家に聞いてみるのも良いと思う。
まだまだ、たくさんありますが、このような心をもっていると心配することはありません。
このように、『心』とうのはとてもデリケートで大切です。
すべては、『心』次第で人生はどのようにでもなるということは、
しっかり覚えておきましょう。
まとめ
- 「心」は自由に、良いことと悪いことの両方を思うことができる。
- 心には悪いことを念うだけで心に曇りを創ってしまう性質がある。
- 愚痴や不平不満は溜めないで、流していけるかが重要になってくる。
- 心の状態が暗い雲に覆われて精神状態が不安定なときは、
- 波長同通の法則でそれなりの人を引きつけるようになる。
- 実は、波長同通の法則は『人と人との間だけではない』という重要な点がある。
- それだけではなく見えない世界にも確かに存在している。
- よくも悪くも『心』次第で人生はどのようにでもなる。
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