特に精神的なストレスというのは、現代の情報化社会においては
避けて通ることができません。
ストレスをコントロールできなければ、病気になってしまう人もいます。
だからといって、このようなストレスから完全に解放されて、
ストレスのない人生は幸せなのだろうか?
心の持ち方でどのようにもコントロールできるのです。
ストレスに負けない心を創りましょう。
そもそもストレスって?
ウィキペディアによると、生活上のプレッシャーおよび、それを感じたとき
の感覚だと言っています。
この場合は精神的ストレスですが、それ以外にも寒さ熱さなど
生体的ストレスも含むと書いてあります。
精神的ストレスには人間関係というのもあります。
他には物理的ストレスもあるでしょう。
例えば、怪我をした場合です。大きな怪我もそうですが、
指先を切ったり小さな怪我をして仕事に支障がでる時にはストレスを感じたりします。
様々な学者がストレスの研究をしているようですが、
ウィキペディアに興味深い記事があったので載せてみました。
ストレスの影響を認知が無効化する
アメリカ合衆国での、成人約30000人を対象とした8年間の追跡調査では、ストレスが健康に良くないと認識していない人の死亡率は低下していなかった。
健康心理学者のケリー・マクゴニガルはこうした研究を紹介し、ストレスが多いと死亡するリスクが43%増加するが、それはストレスが健康に害があると認識している場合であると説明した。
また科学的にはストレスの捉え方次第でストレスに対する体の反応が変わる研究を紹介している。
例えば、ストレスを感じると心臓がどきどきするが、これを体に悪いとネガティブにとらえると実際に血管が収縮し心不全などの原因となる。
ところが、心臓がどきどきするのは新鮮な血液を心臓にどんどん送り込んでくれているのだと肯定的にとらえると、血管が収縮しないことが分かった。すなわちストレスは捉え方により、健康に全く害がないと主張している。
引用:ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/ストレス(生体)
言葉の意味の捉え方でカラダの反応が違う
上の記事に書いている内容では、統計的な結果と科学的にも
ストレスの捉え方次第でストレスに対するカラダの反応が変わる
という研究をしていて、ネガティブに捉えるとカラダに悪い影響がでるという内容です。
ストレス→ネガティブ思考(悪いものと捉える)→カラダに悪い影響がでる
ストレス→ポジティブ思考(良い物と捉える)→健康に全く害がない
この記事では「ストレス」という言葉自体をどのように捉えるか
によってカラダにも変化が及ぶことを言っています。
心の性質的にもこの理論は正しいとは思っています。
念い(おもい)の力が大事であるのは、このブログの他の記事にも
書いてあるとおりです。
ストレスをマイナスイメージで捉えるのではなくて、ポジィティブに
捉えるのは、心やカラダにとってはとても重要なことです。
ストレスの感じ方には違いがある
しかし、ストレスという言葉の捉え方も重要ではありますが、
人は、状況によってストレスの感じ方には違いがあります。
例えば、仕事で新規のクライアントに重要なプレゼンテーションを任されて
その仕事の受注には社運がかかっているなどと言われたら、相当な責任
とプレッシャーが自分にかかってきますよね。
それをどのように捉えて良い結果をだしていくかは、任された人の力量
にもよるところがあります。
そのプレゼンテーションの内容とプレゼン力が試されることになります。
本番までの準備期間に新規クライアントにとって最高に喜んでくれる
内容ができるかどうかにかかっています。
その完成度のところが、プレゼンを任された人の自信に繋がっていきます。
新規クライアントを感動させるだけの完成度をもっていれば、自信に繋がり
プレゼンをする時が楽しみになってきます。
多少、心に余裕が生まれて心地よいプレッシャーを感じるようなストレス
です。
一方、完成度が低いまま時間がなくなってきた場合は、焦りが生じて
かなりのプレッシャーがのしかかってくるので、プレゼン時や結果を
イメージしてしまうと相当なストレスを感じることになるでしょう。
ストレスは仕事に対する姿勢や力量にも差がでる
ストレスを大きく感じるか感じないかは、普段の仕事にたいする姿勢だったり力量の
ところの問題だったりします。
実際は、社運がかかった大きな仕事の場合、責任を乗り越える事ができる人や可能性を
もった人にしかチャンスはないかもしれません。
多少の成功、失敗の知識や経験をもった人が任され、
結果に対して責任をとれるだけの力量がついている方が選ばれる方が多いです。
もしそれでも、今までに経験があまりないのに責任をもたされて
やる場合はストレスを大きく感じるでしょうが、
知識や経験が多くなればなるほど、ストレスはだんだんと減っていく
のではないでしょうか。
プロフェッショナルな人は心地よいストレスとつきあっている
プロフェッショナルになればなるほど、その仕事に対しては
ストレス(プレッシャー)をネガティブに捉えることはしません。
反対にプレッシャーを乗り越えるための努力をしています。
常に自分に負荷をかけて挑戦していて
心地いいストレスを味わっているように感じます。
もし世の中にストレスもなくて誰でもプロフェッシュナルな領域に
入れるというのなら、甘いレベルの世の中になってしまう
のではないでしょうか。
豊富な知識と経験はストレスに負けない
常に与えられた仕事や状況を乗り越えるために、前向きに努力していくことが
いずれはプロフェッシュナルな領域に入って、心地よいストレスと
つきあうようになります。
仕事をプロフェッシュナルにこなす人というのは、どの分野においても豊富な知識と経験
をもっています。
だから、ストレスに負けることはなく、ストレスを楽しんでいるようにも見えます。
このように豊富な知識と経験をもつことで、ストレスに負けない心を創る
ことができるでしょう。