健康な心は、悩みや不安はなくサラサラと流れる小川のようでもあり、
明るくポジティブに物事をとらえる傾向性をもっています。
しかし、不健康な心とは、悩みや迷いなどがたくさんあって不安な状態をいいます。
いつも心が、解決していない悩みなど不安でいっぱいになり、
そこから解放されない状態です。
日常生活で楽しいときはその事を忘れてしまいますが、
ひとりになって、またその悩みや迷いから心が離れなくなります。
とても辛いですよね。
悩みなど不安をためないのが大事
悩みなどで心の中に不安をためないようにするのがとても大事です。
たくさん心の中に不安をためているとそれが執着となってますます離れなくなります。
そうすると、心の中全体に霧がかかったようになります。
霧がかかった心の状態で悩みや不安を解決しようとすると
ハッキリ見えないので判断を間違ってしまうこともあります。
悩みや迷いは小さい方から消していく
そのような場合は、一度ノートに箇条書きで書き出して整理してみましょう。
悩みの種類が何なのか、人間関係、経済的、仕事、家族の悩みなのか、
それと一番大きな悩みは何か?大きいものから小さいものまで書き出してみましょう。
大きい悩みは、解決までに時間がかかることが多いので
緊急の時以外であれば、ちょっと置いといて
一番小さい悩みから消していきます。
その悩みは、ちょっと用事を済ませれば良いだけの身近な悩みなどもあります。
たとえば、今日や2,3日先までにやらなくてはならないものなどがあります。
そういうものは、期限前に片付けるようにすれば、単純に余裕もできます。
面倒臭がらずに、少し頭とカラダを使えば解決できるものもあります。
優先順位を考えて、速やかに消せるものからすすめていきます。
心に「正しく観るための余裕の空間」をつくる
悩みは、小さい方から消していくのが大事なのは、
小さいだけに速やかに消せるのと、小さい悩みはもともとたくさんあるからです。
それが、大きい悩みの全体が邪魔されて余計に観えなくしているところもあります。
たとえば、作物の根に小さな石ころがたくさんあると、根が土の栄養を吸収できませんので
石ころを取り除いてあげる必要があります。
そのように、小さいものから取り除いてあげると原因もあきらかになってきます。
だから、小さい悩みは速やかに消していくことをオススメします。
そうすれば、心に考えるすき間が空いて「正しく観るための余裕の空間」ができます。
余裕の空間がうまれて、大きな悩みの全体像が観えてきます。
すべて解決できると信念をもつことが大事
大きな悩みの全体像が観えてきたら、その解決策もでてくるでしょう。
大きな悩みを解決するための最善と最悪の対策を、自分で調べたり専門家に聞きながら
いくつかの選択肢としてもっておくと良いでしょう。
そのうえで、すべて解決できると『信念』をもつことが大事になります。
心というのは、自分自身でどのようにでも変えられるという法則があります。
自分が行動を起こし解決していくところを強くイメージすることを
オススメします。
それを決意したら、解決するための努力はしても
その事がまだ解決しないなどと悩んだり、迷ったりしないようにしましょう。
解決策を考えたら、解決できると信じて日々坦々と過ごしていきましょう。
それが「心に悩みをためない健康な生き方」になります。