2. パイトロン事件  地球創世期にエルカンターレが犯した最大の罪。 パイトロンによって、高度な人類の魂を大量にコピーした。 パイトロンは動植物専用の装置だったにも関わらず、彼は欲望に負けて 使用したために、この惑星に初めて地獄の領域を創ってしまった。

パイトロン事件は、エルカンターレの野望から

生まれた、この地球における最初の大罪である。

エルカンターレは9次元存在であって、

それ以上の者ではない。

神ではなく、この地球にいる魂たち

を教育する立場にあった。

この惑星を学校とした時に、教育者としての

学校長の役割、担当だった。

 

9次元存在は、無数の銀河がある中で、

無数の高等生物の住む惑星に教育者と

して配置されている。

よって、9次元存在は無数に存在するために、

エルカンターレもその一存在に過ぎなかった。

9次元存在に唯一許されているのは、いくつか

の銀河集団の各惑星にいる9次元同士の

交流である。

 

それは、さらに高次元にいるいくつかの銀河

を統治している教育省的な11次元存在のもと、

お互いの惑星における教育のあり方について

の情報共有や交流は盛んであった。

それぞれ環境や状況の違う銀河惑星が

専門学校的要素をもっているために、

教育方法についてお互いが刺激しあい、

高めあい、切磋琢磨することが、担当する

惑星にいる魂たちの成長に繋がるからである。

 

しかし、9次元存在は、何一つ創造することはできない。

宇宙、銀河、惑星どころか魂も肉体も、

すべての生物も、何もないところから

一切創り出すことはできない。

そのような能力はもってはいない。

 

様々な銀河惑星の創成期では、

16次元と13次元11大霊が、

惑星環境を整えてから、9次元存在

を別の惑星から招くことになっている。

 

この惑星においても人類が住める惑星環境

と生き物たちは、ある程度準備していた。

そして、エルカンターレを教育者として

魂たちの教育のため、この地球環境に相応しい教育

を期待して、お隣の金星から招いた。

 

彼が来る前に、この惑星において、霊界には

魂として2億を、一方の3次元の地上に2

の人間を様々な地域に創造し、

配置し終わっていた。

この4億の魂が順番に地上の3次元世界

を循環することで成長を促すこと

ができるからである。

それぞれ同じ数になっているのは、

地上の魂を霊界からサポートする

役目をもたしていた。

 

この4億の魂たちは、16次元と13次元11大霊

によって様々な銀河惑星から厳選して優れた魂たち

を集められていた。

それは6次元から8次元相当の認識力、

智慧をもった者たちだ。

なぜ、そのような優秀な者たちを集めたかは、

この地球の理念に答えがある。

 

この惑星を創造した時に、『覚醒の星』という

理念があった。

 

そのためにこの惑星には水のある豊かな自然環境

の中で、覚醒しやすい環境を創った。

目的は、高度に成長してきた魂たちを一堂に

集めることで、地上で覚醒する人たちを

多く生み出して、最高の文明である「霊性文明」

を打ち立てることにあった。

その結果、多くの魂たちが9次元を目指して

成長ができるからである。

 

9次元存在を、霊性文明をとおして

たくさん育てることが目的であった。

なぜなら、銀河惑星の中で既存の9次元

におけるある事件が勃発していたために

9次元の逮捕者が増えているからである。

 

そもそも9次元存在は大宇宙創造後に

11次元存在から分光して創造されたために、

自力で9次元まで成長した訳では無い。

そのために問題が起こっていた。

 

その問題、事件とは、惑星を統治する教育者

としての9次元がパイトロンによって、

高度な魂たちをコピーして増やしたことにある。

エルカンターレも、そのパイトロン事件を

この惑星で起こしたのだ。

 

エルカンターレは、当初、用意されていた

4億の魂たちの数に不満をもっていた。

それは、他の惑星との交流の中で、

自らが管理する惑星の魂の数が多い方が

自尊心が高めるし、自慢ができるからだ。

このような魔境が9次元存在にあったのだ。

 

そのため、さらに他の銀河にある交流する

惑星から6億の魂を集めてきた。

トータル10億になった。

さらに彼は、他の惑星での情報をもっていた

エンリルにそそのかされて、パイトロン装置

によって50億増やし、トータル60億とした。

パイトロン装置とは、各惑星で動植物のみ

コピーして増やすことができる。

 

それは、何も創造することができない9次元存在

のために、16次元存在が用意した装置であった。

ところが、それが様々な惑星において、

9次元の魔境にはまった9次元存在が、高度な

人類の魂を増やすことに使ってしまったのである。

そのために、コピーによって生まれた魂の多くは、

善悪の分別がない者たちだったために、

後にその惑星に「地獄」を形成していったのである。

4次元にある地獄が地上3次元世界にも悪影響が

及ぶために、その惑星はディストピア化していった。

 

この惑星がまさに、地獄が巨大化し、

今その最悪な現状を経験しているのである。

 

エルカンターレは、彼自身の野望を叶え、

私欲を膨らませるためにもそのパイトロンの

装置はうってつけであったのだ。

しかし、その後すぐにエルカンターレは、

このことの失敗に気がついた。

 

そこで考えたのが、パイトロンでコピーした魂たち

を成長させるために、最初の10億(4億+6億)

の魂たちに50億をくっつける方法だった。

それが幸福の科学で説かれた本体1と分身5

による魂の兄弟理論である。

 

エルカンターレは、善悪の分別のつかない

50億の魂たちを直接、教育するのではなく、

10億の魂たちに教育を委ねた形になる。

これが最悪な結果を生んだ。

 

その悪影響によって、元の10億の魂たちの

成長レベルが下がっただけではなく、

50億の善悪の分からない魂たちは、4次元

の下部の領域に地獄を形成し、地上にいる

人間たちに憑依する形で彼らの欲を満たしていた。

彼らの多くは一度も人間に生まれたことはない。

その者たちのことを「悪霊」ではなく、

「アクリョウ」と呼んでいる。

いわゆるレギオンとも言う。

 

現在、多くの訳のわからない犯罪、紛争、戦争

を巻き起こしている者たちで、

彼らが多くの人間に憑依してそそのかしている。

 

私は「地獄の改革」を3年近く行っている中で、

彼らの存在を捕えるのに困難を感じている。

それは地上の人間の心と密接な関係

があるために、何かのきっかけがなければ

集めることが難しいのだ。

 

結論として、地上の人間が、私の説く「霊的真理」に

目覚めなければ、一掃することは難しい。

よって2030年「地球のリセット」が

余儀なくされたのである。