本来、天国と地獄は対比するものではないし、
相対立した構造にはなっていません。
人間の目線からは、「天国」や「地獄」のイメージが
同じような比率で別々の場所にあるような
相対立した構造になっているように観えますが、
神の世界からは、そのような構造になっていないようです。
神は、天国を創造しても地獄は創造していないのです。
なぜなら、神は「光」であり「愛」でもあるからです。
たとえば、太陽は、「光」や熱の供給を休むことなく
この地球をあまねく照らしています。
しかし、空に浮かぶ「雲」が、太陽の光を遮って
地上を暗くしているだけなので、
その雲がなくなれば太陽の光で地上は明るくなります。
太陽は、何も変わることなく遥か彼方から
普遍の愛を与え続けているのです。
神の愛が「この世」の3次元物質世界を創造した
神は「愛」の具現化として「この世」の3次元物質世界に
人間(魂)が成長する場として理想の世界を創ろうと計画されました。
「この世」の3次元は、物質世界なので霊(魂)は、
カラダ(肉体)を着るように創られました。
もともと天国はいくつもの階層に分かれていて
4次元からそれ以降の高次元の神に近い世界まであります。
そして様々な霊(魂)が、魂の成長度にあわせた天国に住んでいます。
天国では、同次元に長くいると波長の似た者同士が馴れ合い
霊(魂)の成長が遅れるせいもあって、3次元の物質世界を創ったと
言われています。
そこで「この世」の3次元物質世界においては、
違う次元から集まった霊(魂)が
入り交じった世界になっており、
ここで切磋琢磨して魂が成長するのに
役立つように仕組んであるのです。
「あの世」は思念の世界、「この世」は物質の世界
天国では、霊(魂)として生きていますが、思考しているのは「心」であって
「心」の思念で成り立っている世界になっているのです。
たとえば、家が欲しい場合は思念の力(イメージ力)で
造ることができるのです。
これは、高次元に行くほど思念の力が強くなるので、
ハイレベルの家を造ることができるようです。
一方、「この世」は物質世界であり、思念だけでは形造ることは
できません。
たとえば、家を造る場合は、
イメージ→デザイン→お金→設計→土地→建築というように
多くの人の協力があって、時間という制約の中で成立します。
物質世界では、人、お金、材料、労力、空間に時間が
かかるようになっているのです。
「あの世」は時間の観念がなく、「この世」は時間が存在する
「あの世」は、「この世」とは違って、時間の観念のない世界なのです。
「この世」は、太陽のまわりを地球が公転、自転しているので
1年365日、1日24時間という時間が存在しているのです。
天国では霊太陽から生命エネルギーをもらっている
天国にも太陽がありますが、
「この世」の太陽とは役割が違って、それぞれの霊(魂)に
直接、生命エネルギーを供給しているのです。
霊太陽といます。
「あの世」では、霊(魂)から観て、霊太陽は胸の位置あたりにあって
どこにいても、どの方角に向いても同じところに観えるようです。
筆者も霊太陽を毎日観ていますが、
「この世」では天国の霊(魂)と観る角度が違うようで、
ちょっと左頭上あたりに白く光っています。
それは、寝ても座っても立っても、
後を向いても不思議ですが、位置は変わりません。
欲の強い人間が支配する世界になっている
物質世界の「この世」は、
様々な思想をもった国もあり、国独自で何かを
成し遂げていくには、人、お金、材料、労力、
空間に時間を必要とします。
貨幣経済もあって国同士が勝手に
ルールを破るわけにもいきません。
しかし、そのような中で
権力欲、金銭欲、自己顕示欲などの
「欲」を強くもつ人間が現れてきます。
そのような人間が国のリーダーになれば、
国がほどよく発展調和すれば、国民も豊かになるのですが
極端に権力欲、金銭欲、自己顕示欲が強くなると他人を支配したく
なってくるのです。
人間の欲自体が悪いわけではありません。
程よい「欲」は、自己実現や発展する人間社会にとっての原動力に
なるのですから「欲」が悪いのではないのです。
しかし、「心」が欲に負けて、欲に支配された人間が、
自己中心的に世の中に悪影響を与えたことで
戦争、大量虐殺など世の中を混乱させることになるからです。
「心」を欲に支配された人間が、死後に地獄を創った
「心」を欲に支配された人間が、
「この世」を去り、死後に天国にもどるはずが、
「心」がドス黒く汚れていたせいで、
天国の門は通ることが許されなかったのです。
それが『地獄の始まり』のようです。
天国は霊太陽があり明るい世界なのですが、
地獄は、自ら「心」をドス黒く汚しているために
霊太陽の光を遮ってしまうせいで暗い世界なのです。
地獄は、「この世」に近い4次元世界の一部にある
天国というのは、広大無辺であり次元構造でいうと
4次元から先の高次元世界、神の世界まであります。
「この世」の3次元世界を中心に考えた場合
たとえば、タマネギのように中心が3次元世界で
その外側の薄皮が4次元で、次が5次元→6次元→と
いうように、いくつもの薄皮が層をなしているような
感じをイメージして観ると解りやすいかもしれません。
その中で「この世」の3次元世界に最も近い4次元世界の一部
に地獄というものが存在しているのです。
天国、地獄は対立してはいない、しかし
神の目線から観たら、地獄は天国と対立している構造には
なくて、4次元世界のほんの一部の世界なのです。
しかし、「この世」の3次元世界に近い4次元世界に
地獄が存在しているために、「この世」に対しての
影響力が強くなっているのです。
「この世」の3次元世界から4次元以降の天国が
空の上に観えるとしたら、ところどころに黒い雲が
邪魔をしているように観えるのです。
地獄には、「この世」に執着をもっている者がいる
天国と地獄は、本来対立構造にないということは
理解されたかと思います。
地獄の世界は
「この世」で「心」を汚してきた者が、天国に入ることを
許されなかったので、「この世」に近い4次元の一部に
住処をつくっているのです。
この地獄は、様々な悪の傾向性によって
同じような思考の者たちが磁場を形成しています。
彼らは、積極的に「この世」に現れては人間に取り憑いて
悪を侵すことで、それをエネルギーにして
生命を維持しているのです。
地獄には、悪霊、悪魔は存在する
悪霊、悪魔は存在しています。
この事実を最近のスピリチュアルの世界では
避けているようですが
筆者は、様々な霊的体験をしてきましたし、
している最中でもあります。
なので、今後この事実を明らかにしていきます。
なぜなら、知っておいた方が対処できるからです。
まとめ
天国と地獄が、別の場所にあって
それぞれが同じくらいの大きさの空間の
ように思っていたかもしれません。
しかし、天国、地獄は相対立構造にはありません。
それは、「この世」に最も近い次元にあり
その分、影響力が強いせいで
天国と地獄が対立しているように観えるだけです。
もっとも本当の次元構造は、タマネギのような構造とは
違っています。
タマネギのたとえは、分かりやすくしているだけで
本来、3次元も4次元もそれ以上の高次元も
「この世」の同じ空間に存在しているのです。
本当は、それを平面や立体で絵や図をつかって
説明するすべがないのです。
追記
あなた自身でもある「心」が最も重要であることは
忘れないでください。
「心」が、人間(魂)の基本です。
本当は「心」の構造もマクロの世界と同じ様に
様々な次元と繋がっているのです。
だから大事なことは、あなた自身が日々何を思い、考え
行動したか。
その思考や行為が、どの次元と共鳴しているかが重要であって
その点検を怠ると、あなたはいつのまにか
考えてもみなかったところに影響されているのです。
4次元の一部の世界の地獄の霊(魂)達は、「この世」に
執着があるために、影響力は非常に強いということ
は繋がりやすいということです。。
一方、4次元より先の5次元以降の世界の霊(魂)は
霊太陽のエネルギーによって神への信仰心があつく
幸せに暮らしているので「この世」には未練はないのです。
そういうことから、「心」がどの次元に合っているかの
点検がとても重要になってきます。
そのためにも、日々「心」を鍛錬し、真理知識を
勉強しておくことが必要なのです。