感謝の言葉は美しい。
心は過去に戻って、感謝することができる。
感謝には、反省が含まれている。
感謝の心をもつことが本格的な積極的反省
「心の錬金術」には必要です。
心は過去に戻って、感謝することもできるのです。
「ありがとう」は習慣化しているが
「ありがとう」と感謝をする行為は、とても美しい。
この「ありがとう」を心から相手に言った時は
お互い心がポッと暖かくなる気がしませんか?
朝、ベッドから起きて顔を洗って、「おはよう」と声をかける。
朝食を食べて「いただきます」「ごちそうさま」。
言葉か心の中で「ありがとう」という。
パパお弁当!「ありがとう」
通勤途中で電車の席をゆずってくれた「ありがとう」
会社に着いたら、お茶をいれてくれた「ありがとう」
仕事で顧客から注文を頂いた「ありがとうございます」
会社に帰って上司からお褒めの言葉を頂いた「ありがとうございます」
気分がよいから、ママと子供におみやげを買って帰ったら
ふたりから「パパありがとう」を貰った。
このように、自分が朝から感謝をした分が
夜には自分に戻ってきているという良いパターンをもたらせて
くれる日もあったりします。
感謝の心は人から人へ幸せをつたえる
「ありがとう」の言葉は自然に身についている人も多いでしょう。
「ありがとう」をいったら、もらったほうは嬉しくなります。
そして一日が幸せな気分になってきます。
そのように心から「ありがとう」をいわれて悪い気をおこす人は、
多分ひとりもいないと思います。
感謝の気持ちは心の中でどのような働きがあるのか
感謝をすると心の中に明かりが灯ったように暖かくなります。
それが相手に伝わり笑顔になります。
心から感謝をするならば、そこに相手がいなくても
届きます。
知っている人の顔をよく心に浮かべて感謝をすると
次の日に相手がニコッとするかもしれません。
心からの感謝の思いは「念」という形になって
人へ飛んでいきます。
しかし、同じ様に
憎しみや恨みの念も相手の心に飛んでいきます。
その場合は、相手の方の念が強ければ
はねかえって自分の心に突き刺さることもあります。
念い(おもい)のもつ力は、それくらい威力があります。
だから、念いは良い方向につかうべきなのです。
感謝の心をいつも持っているだけでも
自分の心はハッピーになれると思います。
感謝の心は美しい、人の感動をよぶ
幼い時代は何でも親に甘えて
与えてもらうことが当たり前に育ってきたと思います。
結婚式でお嫁さんが、親もとから離れていくときに
涙をながして親に感謝をすることがあると思います。
「これまで育ててくれてありがとう」と感謝します。
わがままだった自分を振り返り「ごめんね」と反省をします。
この光景は見ていてとても感動をします。
反省をすることでわがままだった自分に気づき、
心にあったわだかまりが取れていきます。
そして感謝をすることで相手に許してもらうことができます。
その反省、感謝は実は心の中をきれいにしているのと同じ効果があるのです。
過去に感謝をしに行く
人間誰しも自分のカラダは幼い頃には戻ることはできません。
しかし、心は過去に戻ることは可能です。
心は、ワープをして過去に戻ることができるのです。
過去のわだかまりを修正しにワープできます。
その修正作業が「反省」でもあります。
そしてその傷をいやすものが「感謝」かもしれません。
感謝の字には謝る行為も含まれています。
その感謝によって相手に許しを得ることができるからです。
それに相手が自分の前にいなくても謝罪や感謝の念いを飛ばすことができます。
このように過去に戻って感謝からはじめて自分の心の歴史を塗り替える作業、
これができた時、文字通り「感謝にはじまり感謝でおわる人生」となります。
それによって先の未来は明るいものに変わって行くはずです。
これもいわゆる『心の錬金術』なのです。
そして「第二の人生」をあゆみ、
人生の終焉に感謝でおわることができることでしょう。
感謝から入るのはオススメの方法
「心の錬金術」にはこの感謝から入る方法は、とてもオススメします。
感謝から入るのは、初歩的な段階で一番安全な方法ともいえます。
心の改め方には段階があります。
次の段階は、自分の性格や習性(よいところ、わるいところ)を確認して進める方法もあります。
それからもっと、心の奥深くスピリットまで感じるような反省の方法もあります。
ただし、ここまで心を改めるのはひとりでは難しいところがあります。
人によって改める深さ広さなど方法にも違いがあります。
誰もが全部の段階を必要としません。
なぜなら、これまで生きてくるまでの環境、状況、生活習慣、考えや行い
さまざまな違いがあるからです。
「心の錬金術」には、個人に合わせた調律というべきものが必要です。