宗教による、葬式や法要はまったくいらない。宗教は伝統的な形式や儀式を重んじるばかりで、何の使命も果たしていないからだ。しかも高額なお布施を要求している。宗教とは何と悪どい商売なのだろうか。これは特定の宗教のことを言っているのではなく、すべての宗教のことだ。その宗教を国家も許し、援助までしているから驚きだ。
母の葬儀、法要
私の母が、92才で亡くなって49日を過ぎ、昨日、法要を行った。
私自身は、伝統的な宗教の葬儀や法要は意味のないことは知っている。
しかし、親戚や身内のためにはやるしかない。また、母が生前に互助会に入会し、葬儀費用までも準備していたために、有り難くさせてもらうしかなかった。
死者の第一関門
母の場合も、父と同じで、お通夜の日に葬儀場に泊まり、母の遺体のそばで死の悟りを促した。(書籍:『天国の扉』に、父を成仏させた詳細が書いてある)
どのような死者にとっても、死後の第一関門として、「まず死んでいること」を自覚させる必要があるからだ。
死の自覚の困難さ(一般的な場合)
現代の地上は、唯物主義の蔓延で「人間は死んだら無になる」と洗脳されている人があまりに多いために、死後、霊として生きていても、それをまだ地上で生きていると勘違いしてしまうのだ。葬儀が行われていても、身内の霊が迎えに来ても、夢を見ていると錯覚をしているために、迎えの霊に付いて行かない。
その結果、幽霊、彷徨う霊となり地獄を徘徊している死者があまりにも多い。
ただし、これは、一般的な霊の場合だ。
死の自覚について(宗教の場合)
一方で、どのような宗教であっても、特定の宗教に信仰、洗脳されていた霊の場合は、その宗教における独特の儀式や、迎えにくる宗教関係の霊たちのおかげで、死を悟るのは早い。しかしながら、連れて行った先はその宗教独自の地獄になる。迎えに来た霊も、迎えられた霊もそこが地獄であるとは認識していない。
宗教地獄というのは、天国とは完全に切り離された独特の世界のことだからだ。そこが天国だと思い込んでいるに過ぎない。
すべての宗教は地獄を形成する
仏教地獄、キリスト教地獄、イスラム教地獄、ユダヤ教地獄など世界宗教さえも地獄を形成している。また、新興宗教では創価学会地獄、幸福の科学地獄、真如苑地獄、統一教会地獄など、すべての宗教は真実の天の王国(天国)とはまったく関係していない。それらの世界が勝手に存在しているだけで、しかも、そのような宗教の教義は、この惑星でしか通用しない。
信者や洗脳者は、そこが天国だと認識する
宗教に染まり、洗脳されると、死後の行き先は確実に決定する。そこが天国だと思い込むために、ほぼ永遠に特定の宗教地獄にいることになる。
これらの事実は、3年かかりで「地獄の改革」を終わらせた結果、分かったことだ。
洗脳が解けた霊たちの感想
地獄の改革の最後には、各宗教地獄にいた大勢の霊たちを宗教別に集めて、地獄においてたくさんの講演会を行った。
例えば、幸福の科学地獄にいる霊たちは、エルカンターレが根本仏、地球神、救世主であることを信じきっている。地獄にいる彼らの洗脳を解くために、使った一つの方法が、講演会後に一時的に天の王国(天国)を体験させることだった。
10分ほど天国に行かせた感想は、「目が眩むほど明るかった」「気持ちが良いところだった」と皆は共通の認識をしていた。これまでエルカンターレワールド(幸福の科学地獄)が最高の天国だと認識していたが、客観的に比較するところがなければ、その明るさが天国だと勘違いを起こしているのだ。
真実の天国から戻って来た霊たちは、「なんてここは薄暗いところだろう」と感じたようだ。
それで、一斉にエルカンターレの洗脳が解けたのである。
地上の者たちの洗脳を解くのは困難
その後、彼らは私の指導によって、彼ら自身の努力により心を改善して天国に行くことができた。
現在は、地上の「幸福の科学」の役員や幹部たちに「エルカンターレ信仰から撤退せよ」と天国から呼びかけているが、残念ながら、地上の者たちはあまりにも洗脳されている面の皮が厚くて、往生しているところである。
このままでは、地上の彼らは残念なことに、死後に確実にエルカンターレワールド(地獄)にて永遠に生きるだろう。
死を自覚させる試み
翻って、母は、どの宗教にも熱心ではなかった。一般的な人だった。だから、母は「死の自覚」が容易でない状況に陥ると思ったために、お通夜の夜に葬儀場に泊まり、説得を試みたのだ。
正しい霊的真実を知らない
残念ながら、お通夜にて坊さんがお経をあげているのにも関わらず、未だに、母は死んだことを理解していないのであった。
何のための坊さんか、死者を正しく弔うこともできないのは、詐欺商売もいいところだ。お経をいくら上手にあげようとも、心を込めてあげようとも、死者には何の言葉も伝わらない。
それは、坊さんが「正しい霊的真実」を知らないからである。
死者が今どのような状態であるのか、苦しんでいるのか、迷っているのか、まだ、寝ているのか、棺桶に座っているのかなど、その状況から、どのように導くべきなのかが分からない。残念ながら、魂が霊として生きていることさえも信じていないのではないか。
まだ、坊さんが素直に死者の状況を知ろうとするのであれば良い方だが、ほとんどが、死者の状況に関係なく、宗派で言われている教えをお通夜や葬式に合わせて、形式的に読経や説法をしているだけだ。
例えば、49日の法要で「阿弥陀仏が仏を浄土に導いてくださった」などと、訳のわからないことを読経後に参列者に説法していた。私は、それを聞いて、情けないと笑いを堪えるしかない。
阿弥陀仏って本当にいると思っているのか? 反対に、それすら信じていないのではないか? 今日のお布施の額が多い少ないと思いながら、読経しているのが、私には伝わっていた。
私は、お通夜や葬式に呼ばれて参列する時に、坊さんが読経をしている最中に、いつも私が祭壇にある棺桶に向かって、死者にテレパシーにて声をかけて、目覚めさせて、死を諭している。
死の自覚が早い
今回は、母に死の自覚を促す番だ。事前に天国にいる父にも母のサポートの協力をお願いしていた。
そのおかげもあって、母の場合は、父に対して死を諭す時と違って、死の自覚が早かった。
それは、私が地上から声をかけている時に、母のそばで父が見守っていたからである。父と私によって、母への説得に臨場感が加わったからだと思う。
死の自覚は、早いに越したことはない。葬式が終わり、火葬場に行くまでには終わらせたいものだ。火葬場でもがき苦しむことはさせたくないからだ。
結果的に、父も母の場合も、お通夜の晩に死の自覚をさせたために、葬式や火葬場には、棺桶の肉体内にはおらず、遠いところから観ていた。
異例の速さで天国入りを果たす
さらに、母には驚いたことがあった。
それは最速で天国に行けたことだ。16日間で天国入りできたことは、あり得なかった。父は3年かかったにも関わらずだ。通常は最低でも、3年の修行期間が必要になる。
この異例な結果は、母が死の自覚をして後に、天国に行けるようにと、毎日、父と私でサポートをし続けたからでもある。
天国入りへの手厚いサポート
天国に入るために必要なのは、この世の人生の清算になる。この世の執着を取り、心を浄化させ、輝く心を蘇らせることが重要だ。そのためにどうすれば良いのかを、順を追って伝えていた。それを母は素直に聞いて、実践していた。
母は、母自身を責める心の苦しみによって、メゲるぐらいに落ち込んでいた時もあった。でもそれを本人は乗り越えることができた。そして、日に日に気持ちが楽になったと言っていた。そして、この世における執着が薄らいで、
まだ、死んでそれほど経っていないのに、この世の人生が遠い昔のように感じてきたと言っていた。
そして、16日が経った頃、私が風呂に入っている時に、父からサプライズがあった。「嘘! マジで? それは早い。おめでとう!」という感じで、父を労った。その夜と次の朝に、仏壇の前に母を呼んで「おめでとう」を言った。
「気分はどう? 天国はどういうところ?」と聞くと、「ものすごく明るくて気分は最高で、気持ちがいいところらしく、もうすでに天国の懐かしい仲間とおしゃべりしたり好きな歌を歌っている」と聞いた。
それ以来、私は仏壇の前に座って母を呼ばないようにした。
なぜなら、天国で仲間と忙しくしている母を急に呼ぶことは、失礼にあたるからだ。だから、母に「邪魔したくないから、もう暫くは、仏壇の前に座らないよ」と言っておいた。
それから、昨日49日の法要を迎えた。もうこの法要という儀式さえも、母には何の恩恵も関係もない。すでに天国に行っているからだ。
宗教による葬式はいらない
宗教はいらない。宗教による儀式も必要ない。
高額なお布施はあり得ない。それは宗教という間違った方法を利用したペテン師、詐欺師を育てることになるからだ。
4次元地獄にある、世界や日本のすべての宗教施設を崩壊した。宗教関係の地獄にいた何億もの霊たちを別の惑星に移送した。
この惑星から、一切の宗教を完全に葬るつもりだからだ。
それよりも、地上に生きているほとんどの人間が、心を改善し、私のように霊的覚醒をするべきである。それが本来理想の人間のあり方で、そのような理想の人類が生きている、高度に発展繁栄した霊性文明の惑星はたくさんある。
そのような文明をこの惑星「地球」も目指すべきだ。
現在、その準備をしているところである。