新年のご挨拶

新年を迎えて、読者の皆様にはますます良き年になりますように、

本年もよろしくお願いいたします。

 

毎年年初には、今年こそは良い年にしたいと思うのですが、生きているのは自分一人ではな

く、さまざまな考えをもった人達の集合意識が世の中を創っているので厳しいところはありま

す。

その中で多くの人達が幸せになる考えをもった国や社会のリーダーばかりがいればいいのです

が、そうとは言えないところが世の中の不安を払拭ふっしょくできていない原因でもあります。

今年は、自然災害だけではなく各地で戦争が起きることも考えられますが、人ごとではすまな

い世の中になっています。

 

だから、私たち一人一人が世間の間違った価値観ではなく真に幸せになる価値を求めていくこ

とが、いずれ多くの人達を幸せに感化できて、新たに良きリーダーを選ぶことにつながっていく

と思っています。

 

世の中の価値観というのを見直すことが喫緊きっきんに必要になってくるでしょう。

 

では、その正しい価値観はどうすれば見つかるのかですが、これは外部に求めてもダメで社会

や他人に求めるのではなくて個人個人の「心」の中に求めるべきなのです。

答えは、やはり「心」の中にあるのです。

「心」を深く省みて探求したものが、正しい価値観に目覚める時代が来たのです。

今年も筆者は、そのことを様々な角度でお伝えするつもりです。

 

多くの読者の皆様には、正しい価値観に目覚めて、より実のりある豊かな人生のレールに乗っ

て、本当の意味での「幸せ」をつかんでいただきますよう祈念いたします。

 

映画が教える霊的真理

今年は昨年末に父が他界したので、あまり正月という感じではなく読書と映画三昧の正月を送

りました。

映画は、Amazonのプライムビデオが便利に観ることができてとても良かったです。

なので何本か観賞した映画の中で、いくつかおススメしたいものがあります。

 

  • ヒア アフター

女性ジャーナリストの臨死体験と幼い頃から霊能力をもっている青年(マット・デイモン)

との出会い。

この映画は前にも観たのですが、あまり内容を覚えていませんでした。ただ、臨死体験などを

した経験の人にとっては、筆者と同じように見えない世界があることを伝えたい衝動にかられ

るのは間違いありません。

エベン・アレグサンダーという脳神経外科医の観た死後の世界「プルーフ・オブ・ヘブン」という

本がありますが、この映画の女性ジャーナリストもこの外科医の心境と重なって写りました。

 

もともと霊能力をもった青年(マット・デイモン)は、自身がないというのもありましたが、

お金のために霊能力を使うことには同意していませんでした。

それは理解できます。動機と目的が違えば、欲が先立ち間違った情報を伝えてしまうからです。

 

  • 奇跡の輝き

死後、愛する妻といっしょになるために死後の世界に旅立つ物語で、自殺した妻を助けるために

自ら地獄に赴くおもむ

天国、地獄、生まれ変わりまで描かれていました。

筆者がいつもお伝えしている死後の世界観に近いと思いました。

自殺する妻を説得する場面では、死後に自らが死を悟ることが本当に難しいということが描か

れていましたが、筆者が日常、迷える霊との説得の難しさと重なりとてもリアルに感じまし

た。

 

先日、筆者の父が他界して四十九日の法要をしました。

父はまだ天国の門はくぐっていないようでした。

実際、7×7=49日間というのは人生を振り返り「この世」での垢を落として、「あの世」のルールな

どを学ぶ期間でもあるようです。

実際、お坊さんを呼んで四十九日の法要を行ったのは35日目でしたので父はまだ、ホスピタルのよ

うなところに居たのでしょう。

少し元気がなかったように感じました。

「この世」での価値観において、唯物主義に侵されていたところもあったからでしょう。

だから今、価値観の違いに驚きと目覚めを感じているのかもしれません。

また、父が天国の門をくぐり、落ち着いてから心境を聞いてみたいと思っています。

 

  • 最高の人生の見つけ方

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンによる対照的な2人の生き方から観えてくるも

のがあります。

お互い、死を迎えて最期の人生を送るのですが、お金持ちで無神論者平凡で信心深く家庭を

大切にしている人のどちらが虚しい人生か、幸福な人生なのか、を感じることができるでしょ

う。

最期にジャックニコルソンが幸せな人生の方に感化されてきたところに感動しました。

 

  • コンスタンティン

キアヌ・リーブスが主演の作品で、悪魔との戦いを描いた作品。

エクソシスト(悪魔払い)をするキアヌ・リーブスですが、本当の霊的なパワーではなく、こ

の世的なパワーで悪魔払いをしている危険なところが描かれています。

 

キリスト教でエクソシスト(悪魔払い)をしている牧師をテレビなどでよく見かけると思いま

すが、大声を張り上げておどすような言葉で、十字架を使い聖水をかけたりします。

実際、現在のキリスト教でエクソシスト自身が悪魔に負けて気絶したり、取り憑かれたりして

廃人になっているようで、問題になっているのだと思います。

 

これについて、筆者は強く言いたいことがあります。

大声を張り上げて脅すほど悪魔は逆に強くなります。心の冷静さが入ります。

なぜなら、悪魔に勝つために同じ土俵(闇の中)で勝負しようとするからです。

そのやり方が、悪魔自身の土俵にもっていくことになり闇の中で同じ方法で戦えば、闇がもっ

とも得意な悪魔には勝てるはずはありません。反対にやられてしまいます。

 

それに経典や聖書の知識や形(儀式)だけでは、本当のエクソシストはできないでしょう。

現代のお坊さん、牧師さんで本当に信仰心をもっている人は本当に少なくなっているから

厳しいところがあります。

 

聖書の言葉を読む人の霊的真理の悟りの度合いによって「霊的な力」が全然違うのです。

実際には相当な修行、訓練それに体力が必要になります。

最近は悪魔祓いの需要は増えて来ているようですが、後継者が不足しているようです。

エクソシストを信じていない一般の人も多く、悪魔や悪霊に取り憑かれるという意味も

理解していない人達いて難しい問題です。

 

やはり一番の問題は「信仰心」なのです。

聖書に書かれた真理をどこまで「霊的」に理解しているかなのです。

この「霊的」というのが信仰心無くして霊的になった時には、映画の通りにやられてしまいま

す。

この映画は、無信心な主人公がこの世的な方法でエクソシストに挑むところの危険性をよく指

摘しています。

最期は、天使のガブリエルの言っている信仰の意味を少し理解して成長したところを描いてい

ました。

 

 

大悪魔は経典や聖書を熟知した上で、尚かつ悪に染まっているから、

信仰心の弱いエクソシストは負けてしまうのです。

筆者は常日頃から悪魔に狙われているのでよく解るのです。

しかし悪魔に勝つ方法はあります。大声を上げることや脅しや経典、聖書ではなく、

「心」の霊的な力を使うのです。それによって天上界から大きな応援が入ります。

応援無くして一人では戦えません。

 

すなわち光を強くすれば、闇は消える。影は無くなるのです。

 

この真意については、また別の記事でお伝えします。

 

以上、これ以外にベンジャミンバトン(数奇な運命)、ショーシャンクの空に、タイタンの戦

い、トロイ、ツレがうつになりまして。などを観ました。

すべてAmazonプライムビデオの無料映画でしたが、タメになるものもありました。

今年はタメになる映画をたくさん探して観てみたいと思っているところです。

 

筆者が選ぶ映画はとくに霊的なものが多いのですが、自分が興味あるだけではなく、多くの

方々に筆者がお伝えしている霊的真理を解りやすく伝えたいがために、材料を探しています。

映画が教える霊的真理もあるのです。

これらの映画も参考にしてみてくださいね。

追記

本日「ゲド戦記」がTVで放映していました。これも霊的真理を伝えているように思いました。

特に心の中に「不安」「死への恐怖」などが凝り固まっている場合は、闇の力に引っ張られてしま

うことがあります。やはり、闇に勝てるものは単なる魔法でもなくて、愛という「光」なのです。