引き寄せの法則や願いを叶える方法など自己実現のための啓発書などがたくさんありま

すが、本当に願いが叶って幸せをつかんだ人はどれくらいいますでしょうか。

その疑問にスピリチュアルな面からズバリ説いてみたいと思います。

ここで明かすのは、筆者の願いが叶った実践をとおしてんだ独自の自己実現、願いが

叶うための理論と実践です。

 

願いを叶えたかった頃

子供のころから絵を描く仕事に憧れて、芸大受験のために予備校に通って4浪までした

のですが家庭の事情であきらめることになりました。

受験には好きな絵の試験だけではなく国公立共通一次試験も始まったばかりで、浪人中

の筆者は7教科の勉強をすることが嫌だったので、そのころ勉強嫌いの筆者が当然合格す

るはずもなかったのです。今になってもっと勉強すれば良かったと後悔しているところ

もあります。

 

結局、絵を仕事にする道ではなく、思いもしなかった田舎の叔母の料理店の手伝いを経

て、自らの飲食店で料理や経営の経験をしたのです。

しかし、絵を仕事にする道は、心のどこかに願望はありましたのであきらめてはいませ

んでした。

ある時、妻の実家に上京しなければならなくなったのです。そこで新たに仕事を探

すしかなかったのですが、

運良く絵を描くガラス工芸のデザインの仕事に就くことができたのです。

ただ、絵は好きでもデザインのデの字も知らない筆者は必死でデザインの基礎を独学し

ました。

 

霊的覚醒で人生が一転

それから4年後、難病による脳梗塞で半身不随になり、それから数年後に霊的覚醒を

したのです。

 

そして、霊的覚醒によってこれまでの人生が一転して、自分ひとりで生きていること

から、自分は生かされていたということに気がついて感謝をする人生を歩むように

なりました。そして、半身不随や難病もすっかり治ってしまいました。

 

霊的覚醒、前後半年間くらいは瞑想の日が多く、生計を木版画が売れた収入の残りと

妻の収入でやりくりをして、まともに仕事をしていなかったために、いよいよ就職活動

を始めたのです。

下記の書籍に、自己実現のヒントがあります。

願いが本当に叶った

ここからが、本当に「願いが叶う」という奇跡を経験したのです。

木版画は実際売れていたので、木版画を仕事にする方法もあったのですが、3作品完売

した後は4作品目で内省期間に入ったために、版画制作には時間がかかるために版画製作

を一旦あきらめました。結局、どこかに就職をして生計をたてることを選んだのです。

 

そこで面接に行ったのですが、その会社で社長から「あなたはこの会社には向いていな

い」と言われて、社長の知り合いの恵比寿にあるデザイン会社を紹介してくれたのです。

「向いていない」と言われたら、断られるのかと思ったのですが、他の会社を紹介して

くれるというのはたいへん驚きでした。

 

ただ、筆者の実力ではいきなりデザイン会社では通用しないことは、解っていましたので

もっと下働きができるところに応募したのですが、思ってもみないチャンスが転がり込ん

だというか導かれた感じがしました。

 

そのデザイン事務所では広告関係のデザインをメインでやっていたのですが、残念なこ

とにスタッフの募集はしていなかったのです。

ところが、そのデザイン事務所の社長は本当に人が良く優しくて、とりあえず会ってく

れましたが、その当日に不思議なことにスタッフの一人が会社に来なくなったとのこと

で、翌日には会社を辞めることになったのです。ラッキーにもその空いたポジションを

頂いたのです。

 

見えない世界の力に感謝

最初に面接で行った会社とデザイン事務所の社長は、あとで知ったのですが、あまりつ

きあいはなかったようです。

将来の筆者にふさわしい仕事のチャンスを与えてくれると言うのは、お二人ともこれま

でに合ったことがないくらいの優しさに満ちた人格者だと感じました。

この時、見えない世界のご協力、導かれたことを思い感謝をしました。

 

それから、このデザイン事務所に7年間お世話になってから独立をしたのです。

その後、自分のデザイン事務所を設立してインテリア、建築デザイン、アートワークま

で手広くやってきました。

霊的覚醒をする直前に、版画家の先生に弟子入りをしてお手伝いをしながら作家活

動(木版画)をしていました。その時に将来、東京で大きなガラスの芸術作品を創りた

いと夢を語ったことがあったのです。

実際、そのチャンスがやってきて、それをやって欲しいというクライアントに恵まれて

実現したのです。その後も奇跡的なことはたくさんありました。

 

結局、芸大に行けなくてもインテリアや建築の独学と実践で小さいころから願望に

していた絵で食っていくプロのデザイナーとして18年間取り組むことができたので

す。

願いが叶うには取り計らいがある

自己実現、願いは叶った経験でしたが、筆者の経験から学んだ「願いを叶える方法」

は、たぶんこれまで多くの自己実現書では明かされていない方法だと思います。

実際は、「心」の浄化で反省、懺悔や禊払いが大事ということを仏教、キリスト教

、日本神道で説かれているにもかかわらず、現代においては形骸化されて、本当の

真意の部分を理解して実践された人が少ないというのが事実でしょう。

 

それは、現代は科学万能時代で頭脳やコンピューターという知的な方向へ進んでいる

からで、その中においてもっとも大事な人間の本質を忘れているからなのです。

普遍的や精神的なことは頭で理解することではなく、素直な「心」、マインドで

知性より感性で受け止めて実践しなければ、本当の意味は解らないのだと思います。

 

自己実現、願いは「心」を浄化することを実践したことによるご褒美のようなもので当

然の成り行きなのです。

実は、願いが叶うか叶わないかは守護霊または支援する霊の働きがあるか、ないかなの

です。筆者の場合は、筆者の「絵を描く仕事に就きたい」という念いは、守護霊はすで

に知っているのです。

具体的には筆者の守護霊または支援霊が、面接に行った会社の社長の守護霊にお願

いをして、そして続いてデザイン事務所の社長の守護霊にもお願いをしに行っているの

です。その時にもともと辞めるはずのスタッフの守護霊にも取り計らっているのです。

そのような計らいごとがあって筆者がトントン拍子に願いとおり以上の仕事に就けるよ

うになったのです。

このように「心」が浄化されていれば、見えない世界での「計らいごと」が

理解できるようになるのです。だから、感謝するしかありません。

その後、反省中に実際、生まれてからすべての良き偶然は、必然だったと思えたのです。

 

偶然はない、すべては必然的に起こる

見えない世界での「計らいごと」「お膳立て」があるのをほとんどの人は知らないので

はないでしょうか。たいていそれを偶然と思ってしまうのです。

偶然というのはありません、すべて必然であり、偶然と思っている人が、そういう事実

を知らないだけなのです。

良い事が偶然にあった時に、感謝してみてくださいね。きっと暖かいものを感じると思

います。

 

心が汚れていれば判断を誤ることになる

しかしながら、「心」が汚れていた時でもある程度は見えない世界で守護霊や支援する

霊が取りはからって、それを本人にインスピレーションを降ろしていることもあるので

すが、受け手本人の「心」が汚れているために、素直に受け取ることができずに判断を

間違えてしまうことも多いのです。

100パーセントのインスピレーションが40パーセントしか受け取れない感じです。

 

たとえば、「パネルクイズアタック25」みたいにマスが7枚しか開かれなくて、あと

の18で推測するしかなくなってしまうのと同じような状態だったら間違った答え

を出してまうでしょう。

だから「心」の浄化は、必要だと思いませんか。

 

願いが叶うための法則(心の浄化について)

願いが叶うための法則は、「幸せな心の錬金術」というメインタイトルのとおりで

鈍い灰色の鉛の「心」を改めて、金色の「心」にする錬金術という方法のことです。

 

皆さんの「心」はそれほど汚れていないと思いますが、特に筆者の「心」はすさまじく

汚れていたのです。

積み重なったヘドロのような汚れが「心」の表面意識と潜在意識の間にへばりついて

いたのです。

「心」が汚れていると何が起こるかですが、それは潜在意識下から願望を実現するた

めのインスピレーションが100パーセント届かないということなのです。

これを逆に「引き寄せの法則」などで言っているように宇宙のパワーを引く力が弱まっ

てしまうのです。

そのデメリットはあまり知られていないと思います。

「心」の汚れ加減で、自己実現や願いが叶うためのパワーが激減するのです。

だから、願望が叶う人も叶わない人もいるのです。

厳密には、願望は潜在意識下に届いてはいるのですが、願望を叶える念いが

違うところに届いているということもあるのです。これについては後で説明します。

 

心の浄化(心の汚れの正体)

心はなぜ汚れるのでしょうか。

すべての人間は「あの世」から「この世」に生まれてきますが、この時にほとんどの人

は前世の記憶は消されているのです。すべては「この世」でまっさらの状態で人生を送

るように計画されているのです。

 

そのために生まれたばかりの赤ちゃんの「心」はまっさらであり、光っているのです。

しかしながら「この世」の物質世界において五感(視・聴・嗅・味・触)が働き、欲が

生まれます。育って行く中において言葉や人との関わりを覚えますが、他人と自分を分

別するようになりそこに様々な軋轢あつれきが生じて「心」を汚すようになってくるのです。

 

「心」を汚す要因は、犯罪はもちろんのこと、人の嫌がることをしたり言ったり、怒

り、自己中心的、無関心などたくさんあります。

そして最も、汚しているものは、神仏を信じない心、死んだら何も無い(あの世は存在し

ない)し、人間は物質だと思う心、唯物主義を信奉している心なのです。

(筆者の「天国に行く人、行けない人」のブログ記事で天国に行けない人の「心」の特を参考にしてく

ださい)

「心」を汚すというのは、窓ガラスが光を通さなくなるのと似ています。

神が光で「善」ならば、汚れの部分は闇であり「悪」なのです。

その「心」の状態が光を通さないだけではなく、汚れの闇の部分が地獄の霊の方と同通

し易くなってくるのです。

最初は少しくらい、悪いことを思ったり言ったり、ったりしてもいいだろうと甘く思

ていると薄汚れた状態から、悪いことをエスカレートさせて、薄汚れた「心」が真

黒い「心」に変化してくるのです。

 

そうすると、天国にいる守護霊の方ではなく、思考の傾向が似ている地獄霊の方へ同

通し易くなってきます。

そのせいで、汚れた「心」で願いを発信しても願いが実現するインスピレーションを地

獄の方から邪魔をしてくるのです。

電話をかけた時に、途中大事なところが聞こえなくなったり、混線して全然知らない

他人の声が混じってくることがありますが、そんな感じで正しく伝わらないように

邪魔が入ってくるのです。

邪魔されるうちは、まだ良い方で、今度は本格的に取り憑いて人格を乗っ取られる方へ

もって行かれるようになります。恐ろしいですよ。

 

本当は、ちまたで流行っている「引き寄せの法則」は、このような真理を伝えていない

ので怖いのです。無責任なところがありますよ。

何でもかんでも引き寄せられればいいと言うものではなくて「心」は送信機や受信機

の働きをしているので、その中にある善悪を分別するフィルタがもっとも大事なので

す。

善悪が関係ないならば、けがれた「心」の人が、何を願うのでしょうか。

「世界の人が幸せになりますように」と願いますでしょうか。

そんな事はなく、自分さえよくなるようなことを願うのではないでしょうか。

だとしたら、その願いを叶える者は守護霊ではなく地獄霊ということになるのです。

 

そのために「心」を浄化することが大事ですよと言っているのです。

この「心」の浄化を一番に考えないといけないのですが、ほとんどの自己実現や願望実

現、引き寄せの法則では「心」の浄化と自己実現のネガティブ理論は言っていない

と思います。

 

まとめ

瞑想による「心」の浄化が進むと「心」の窓が開き、潜在意識下(霊的世界)

またはイデアの世界に通じるようになります。

自己実現や願いも叶うようになりますが、それだけではなく他のブログ記事でもお伝え

しているように、霊的真理を学び、正しい生活をして常に「心」を磨き続ける努力によ

って本当の幸せをつかむことになり、それはまた、死後にも良い結果として表れてくる

でしょう。本当の人としての生き方人格向上の道を歩むことになるのです。

 

「心」の浄化を実践すれば、皆さんも何かしらの霊的な神秘体験をすると思いますし、

表面意識と潜在意識の窓がきれいになったら、自己実現や願望は実現しやすくなりま

す。

しかしながら、自己実現や願いが叶うには、こころざしをもってこの世的な努力をし続けるこ

とは絶対必要です。

努力をしている時に良いタイミングで願望の実現するインスピレーションを受け

ることができるからです。

 

正月は神社仏閣で神や仏に、新しい一年の願望を実現したいと祈る気持ちもわかります

が、「心」が清くなければ、願いは思うように叶えられないのです。

「心」を浄化することもこの世的な努力をすることもやはり自力(自助努力)が必要な

のです。自力あっての他力です。自力7割他力3割くらいを基本に考えてください。

「心」を浄化してこの世的努力を果たして、あとは他力を忍耐強く待つことは人として

の基本中の基本(基礎)です。

 

中々、自己実現ができないと思ったら、時が熟すのを耐えて待つということを心掛けて

ください。それまで坦々と努力していくことです。

筆者は、デザイナーとしての願いは叶いましたが、今度は霊的覚醒時に解った天職(多

くの皆様に「心の錬金術」によって幸せになる道を伝えること)を実現させるために25

年忍耐強く待ち続けました。まだまだ、本領発揮まで至っていません。

 

それから、筆者が霊的覚醒直後、天上界の神に近い高級霊に言われた言葉があります。

これは万人に通じると言われました。

悩むなかれ、迷うなかれ、焦るなかれ、日々坦々と過ごしなさい。