守護霊は「この世」に生きているすべての人に存在しています。

しかし、ほとんどの人はその存在に気がついていないかもしれません。

それは「この世」の3次元物質世界に意識がとらわれているからです。

 

それと現代の間違った思想に感化されているからなのです。

「この世」に生まれたのは偶然で、死ねば何もかも無になるという思想に感化,

同意されている人には、目に見えない守護霊や神の存在さえも理解不能かもしれません。

 

しかし、人生には必ず守護霊や神の存在に気がつく機会が与えられているのです。

それは、失意の時、病気や事故など人生のネガティブな事件に遭遇そうぐうして悩み、迷い、苦し

んでいる時こそ寄り添っているのです。

その機会をどのように受け入れるかで、その後の人生が変わっていきます。

 

まずは、知っておくことがあなたにとっての救いとなるでしょう。

 

守護霊とはどういう存在か

筆者は、大病をして失意の時に目に見えない世界からの導きを感じることができ素直に受

け入れることができたのです。

それまでは、目に見えない守護霊、神仏や宗教にはまったく興味をもちませんでした。

しかし、病気を境に不思議に導かれて生かされていることに気がついて、病気になった原

因を探るためにこれまでの人生の反省をし始めてから何か見えない存在を感じるようにな

ってきたのです。その後、霊的覚醒をしてから27年間、守護霊と共に歩む霊的人生を歩

んできました。 →  →  →【第二の人生】瞑想による奇跡の霊的覚醒

すべての人に「ひとりの守護霊」が見守っていています。

筆者が「く」ではなくて「く」という字を書くのは、守護霊が「この世」に生きてい

る人を守る任務としての仕事になっているからなのです。

 

守護霊とは「この世」に生きている人の魂の兄弟と言われています。

ちまたでは、先に亡くなったオジイちゃんなど祖先や身内が守護霊と言ってるようですが

それは、支援霊の方だと思います。

守護霊は本人の魂の兄弟が常に愛をもって見守っており、「この世」での目的を達成し成

長できるように願っています。

「この世」に生きていた人(兄弟)が4次元以降の霊的世界に戻った時に「この世」の人

生での成長の結果によって得た智慧を守護霊も共有できるからなのです。

だから本来は、「この世」に生きている人と守護霊側の2人三脚で人生を送っているとも

言えるのです。

たとえば、水に浮かぶロックアイスを想像してみてください。
ロックアイスが、ひとりの人間の個性ある

たましいです。水面から出ている1割くらいのロッ

クアイスが「この世」に肉体を着て生きてい

る部分です。しかし残り9割は水面下の水中に

あります。

これが「心」の奥の潜在意識として神まで繋

がっています。この水中にある個性ある大き

な意識体の水面に近い側に実際、魂の兄弟が

守護霊として応援していると理解して頂ければ解りやすいかなと思っています。

ロックアイスのひとかたまりが、個性ある大きな意識体(魂)なのです。

神に近い高級霊の場合は、この意識体(魂)そのものが大きいのです。

ロックアイスを例にしましたが、実際、霊本体は光エネルギーのかたまりでもあるのです。

 

守護霊の仕組みを創られた神の意向とは

この世に生きている人に「ひとりの守護霊」を必ず就けることを神が神仕組みとして計画

されたようです。その大きな理由のひとつは、4次元以降の天国と呼ばれる霊的世界とは違

い、「この世」の3次元は物質世界という特殊な世界なので、死後には必ず戻らなければ

ならない4次元以降の霊的世界のことを忘れなくするためのようです。

 

守護霊にはどのような役目があるのか

魂の兄弟である守護霊は、「この世」に生きている人の一生を見守っています。

それは「この世」に生まれてからずっと、「この世」に生きている人の思い、考え方、行

動のすべてを知っています。

それは「この世」に生きている人は「この世」に目的をもって生まれているからで、その

目的を達成するための援助をする役目があるのです。

それは様々な場面でインスピレーションや計らい、お膳立てをしています。

 

しかしながら、「この世」に生まれている人がそのような真実も知らずにひとりぼっちで

生きていると思っているために、せっかくの援助を生かしきれていない事実もあるので

す。

これについては、後ほど解説します。

 

守護霊以外に指導霊も存在する

守護霊とは違い、指導している霊もいます。

こちらは、守護霊とは違ってすべての人に就いていません。それに指導霊はひとりとは限

ないのです。

通常は、世の中のためになることを考えている人の専門的な職種にインスピレーションを

降ろして、世の中のためになることを実現するための役目をもっています。

 

稀に時代を変革するような重要な時期には、何人(霊)もがグループとして指導霊団とし

組んでいて新たな思想を地上に使命をもった選ばれた人に降ろしているのです。

 

指導霊とは魂の兄弟ではなく、過去何度も地上へ転生輪廻をした結果、魂として高度で専

門的な知識や経験をもった霊が担当しています。

そのような指導霊が一肌脱いで指導するようですが、「類は友を呼ぶ」「波長同通の法

則」ではありませんが、「この世」の人の知識や経験のレベルにあった霊が就くようにな

っているのです。

 

守護霊より指導霊は「霊格」が高い

この記事に入る前提として「神はなぜ人間を創られたのか」を恐れながら書かせてもらい

ます。

神は、人間が成長して幸福になってほしいとの慈悲の念いから、この3次元物質世界を学

校のように考えて創られたようです。親が子供を育てるように教育をしていると思われる

のです。

はるか昔から地球上で何度も転生輪廻を繰り返した中での成長の過程において、すでに成

長した魂が高次元世界に存在していますが、その方々を「高級霊」とお呼びしているので

す。

いわゆる、高級霊は先生役なのです。

その高級霊が、高次元から天国に降りてきて指導をしたり「この世」に生きている人の専

門的な支援、指導霊として就いている場合もあるのです。

高級霊の中には、地獄に行って迷う人々(霊達)を自分を犠牲にしてまで、手を差し伸べ

て救いにいく「愛」をもった方々も存在しますし、悪魔と戦っている高級霊も存在してい

ます。実は筆者はいつも守護してもらっています。

このように、指導霊は人格ならぬ霊格が高く光が強いかたがなっています。

 

守護霊からの導きを必要としていない現代人

「この世」の3次元物質世界にとらわれてしまった現代人は、目に見えない世界を信じる

「心」を失ってしまっているのです。

お金があれば何でも物が手に入り、PC、スマホなどインターネットやSNSでグローバル

情報、コミュニケーションが簡単にとれる世の中になりました。

身の回りの機械などがますます発展し便利になり、人工知能が神と呼ばれる時代になって

いく一方で、ますます目に見えない世界に関心が向かないようになっているのではないで

しょうか。

その中で、尚かつ唯物主義や脳科学が人の「心」の大切さを失わせているのです。

 

守護霊という存在が「この世」の各人に、より良い人生を日々送れるように就いているに

も関わらず、感謝もなく無関心でいることはどうなのでしょうか。

守護霊の側が悪い訳ではありません。

現代は人間の側が、拒否しているようになっているのです。

守護霊ではない者の導きが多い現代

特に日本は第二次世界大戦後に問題があり、多くの人達が宗教を敬遠し道徳も薄れてきま

した。

そのような現代は、死後の世界は無いという風潮になっており、これらの思想が世の中を

席巻しています。

だから、犯罪は横行して大勢の人々を惨殺する事件も多発しているのです。

 

それを大変喜んでいる者がいます。

それは、死後の世界の地獄に住んでいる悪霊、悪魔という存在です。

悪霊、悪魔と聞いて「ばかばかしい、そんな作り話誰が信じるか。

居るなら、証明しろよ」

このように思っている人は多いでしょう。

 

その存在がどういう者であるかを知らない人が、多いのです。

しかしながら、すべての人は必ず死にます。もし死後の世界が無いなら自分の存在も意識

も無い訳なので、その時はそれで良いではないでしょうか。

しかし、死後の世界があった場合はどうしますか?ということをおせっかいのように

説いているのです。

 

知らなければ、悪霊、悪魔と同じ世界にいることに気がつかないからで、

知っておいた方が対処、対応ができるからなのです。

 

しかし、悪霊、悪魔からすると、反対に誰にも存在自体を知られたくないのです。

悪とは隠れてやるものだから、暗いところ他人に解らないところでやるのが悪だったりす

るからです。それは「この世」で悪を犯している人の習性通りなのです。

 

特に地獄という世界は、「この世」の3次元物質世界に一番近い3,5次元から4次元世界に

存在する感じがしています。

この地獄に住む悪霊、悪魔は、「この世」の物質世界に大変、執着をもっているためにた

びたび出てくるのです。なぜなら、生前に「この世」に生きていた人達だからです。

 

悪霊、悪魔はイメージの産物で人間ではないと思っている人が多いと思いますが、それは

醜くなって悪い思いや行動の習性と似たヘビやキツネ、コウモリなど動物的な姿に変化す

るからで、霊視した霊能者のレベルによってそう見えるようで、実際は元人間なのです。

このように悪霊、悪魔としては「インスピレーションでの惑わし」「取り憑き」などで波

長のピッタリ合う人間をコントロールしたいのです。波長があえば、苦しい地獄から出て

くることができるからです。だから「この世」で悪い思いや考え、行動をとっている人に

取り憑いて憂さ晴らしがしたいのです。

 

そのような現状で、守護霊でない者が導いているケースが、現代は多いのです。

その場合は、理論的に守護霊と「この世」の人との間に割り込むと考えてください。

肉体が完全に乗っ取られれば、二重人格のように本人の魂と入れ替わることもあります。

それがいわゆる統合失調症やうつ病と呼ばれるものなのです。

 

「類は友を呼ぶ」とは「波長同通の法則」と言って「心」の良い思考や行動には良い霊が

就き、悪い思考や行動には悪霊、悪魔が就くことになります。

 

目に見えない「心」の状態がそのような目に見えない世界を動かしているということを知

ってください。恐ろしいことが起きているのです。

自分には関係ないと思ったら要注意です。

どのような「心」の性質が危ないのかは「天国に行く人、行けない人」の記事を参考にし

てください。  →  →  →【第二の人生】天国に行く人、行けない人

 

守護霊の導きが解るのはあなたの「心」次第

守護霊の導きが解るようになるには、ある程度の修行と時間がいります。

頭脳ではなく、目に見えない胸のあたりにある「心」に視点を向ける必要があります。

イメージとしては、湖の波だった湖面が鏡のような静けさをもつまで、「心」が澄み切る

ように浄化できれば、守護霊を感じることができるようになるでしょう。

邪念や邪心がない状態です。

この「心」を浄化する方法は、仏教、キリスト教、日本神道でも説かれていて、懺悔、反

省によって「心」の汚れが取れ、「心」が清くなっていく王道であり、それによって霊的

感覚が磨かれるのです。

守護霊との交流ができている感じは、精妙な暖かい愛の波長が頭の上前方から胸のあたり

まで差し込んでくる感じです。そして「心」の中がポカポカとさわやかな感じがしてきま

す。時には、頭の上から全身にかけて力強い精妙な愛の波動がきます。

この場合は、カラダの疲れが一気に癒されて元気になります。

 

反対に迷いの霊や悪霊は、ピリピリした粗い波長、寒気もする波動が足下や正面からあ

り、耳元、背中でも嫌な感じがあります。鳥肌も立ち、部屋全体の空気も寒くなります。

悪魔は、もっと強くザワッとした粗い攻撃的な波動をもっていますが、時折隠れたり姿を

誤摩化すことをします。

 

ちなみに宇宙人の場合は、人霊とは少し違う霊的波動を感じます。

(最近、よく筆者の家にペアで来ます。会話はしているのですが、中々姿を現しません)

 

どのような霊がコンタクトしているかの判断には、このような波動の違いを感じることは

とても大事なことなのです。これはこのような感じが解り判断ができるようになるには、

繰り返し繰り返し経験を重ねる必要があるので時間がかかります。

 

たいていは鳥肌がたつようなピリピリとした波動を感じる人の方が多いと思います。

霊的に敏感になった方で、それを嬉しがっていると冷静さを失ってトンデモナイことにな

ってしまうことがあります。

そのうち霊にそそのかされて、自分が他人とは違う感覚をもったと過信して神になったか

のように振る舞う人もいます。直ぐに出来上がってしまう人が多いです。

こうなった場合は救いようがありません。完全に洗脳されているからです。

→ → →【心の錬金術】「霊的覚醒」による正しい人生、間違う人生

守護霊と共に歩む霊的人生観をもとう

守護霊は「この世」に生きている人の兄弟ではありますが、立場として霊的世界から眺め

る「この世」の実情や過去、現在、未来が、「この世」に生きている人より先までよく観

えるのです。

もっとも、霊格が高い人の場合はもっと遠くの過去、現在、未来をもっと正確に読むこと

ができるのです。

 

守護霊の霊格が高い場合は、「この世」の人も同じように霊格が高いのですが、現代では

「この世」の人が目覚めていない場合が多いのです。非常にもったいない話ですが結局、

目覚めていないということは、自覚をしていないので本来の人生を歩んでいないのかもし

れません。

だから、目覚めることが最も大事です。

これはすべての人にとって必要なことです。

目覚めなければ、自分が何者でどのような目的があって「この世」に生まれたのかが解ら

ないからです。

それを知っているのが「心」の奥の潜在意識に存在する守護霊なのです。

 

この守護霊にコンタクトできるようになるには、「この世」の喧噪けんそうから離れて一人の静か

な時間をもち、瞑想による「心」の浄化をすることが、一番危険が少なく王道とも言える

方法でもあります。

 

きっかけとしては、守護霊に対して感謝から始めてみてください。

良いことがあれば感謝をして、悪いことがあっても「これも自分にとって勉強だ」と思

い、感謝することが大事です。

そのような心掛けで守護霊の暖かい愛を感じることもあります。

何かしらの感じを受けることがあるかもしれません。

 

そして、何より信じることです。この目に見えない守護霊や神を信じる行為が人間として

最も尊いものなのです。これを「信仰」と呼びます。

霊的真理を素直に学ぶことも大切です。

 

守護霊と歩む霊的人生観をもつことで、たったひとりで生きている時の何倍もの幸福感を

得ることができ、あなたらしい人生を送りことができるでしょう。

 

まとめ

「この世」の3次元物質世界で生きていると、どうしても目、耳、鼻、口、身という五感に頼ってしまいます。

そしてこの五感で受けるものが真実だと思ってしまうのです。

それと同時に自我というものが強くなって、自分ひとりで生きていると思ってしまうのです。

「この世」の喧噪とした世界に「心」を奪われている内は、いつまでたってもこの負のサ

イクルからは抜け出せないでしょう。

 

ひとり静かになって「心」を落ち着かせる機会をつくり、リラックスして瞑想する時間を

もつことが必要です。その時間が守護霊という存在を感じさせてくれるからです。

そして日々の生活から何かしら守護霊の計らいを感じるようになれば「自分はこの世に生

まれてからずっと生かされていた」ことを知るでしょう。

すでに愛されていたのです。

 

愛されていたことを知れば、涙が流れるのではないでしょうか。

その涙が「心」の汚れを洗い流してくれるのです。

 

そうしたら、目に見えないものに対しての関心が高まり、霊的真理を学びたくなるので

す。その学びのおかげで、過去の思い、考え、行動を振り返ることができて、反省が進み

ます。これらが繰り返されて「心」が浄化されてますます、信じる心が強くなってきま

す。

そして、人によって感じ方が様々ではあると思いますが、何らかの形で守護霊との交流が

始まってくるでしょう。

守護霊の側も本当はそれを望んでいるのです。