地球人類にとって、いや人間にとって最も相応しい文明が「霊性文明」である。なぜなら、人間は本来、霊的存在であるからだ。

長い地球の歴史の中で、今の時代ほど地球全体、世界中が物質文明を謳歌おうかしている時代はなかった。しかしながら、もうこれ以上、この地球が物質文明の深みにはまってしまうならば、この地球を終わらせることになる。

それが、もう間近に迫って、そのための準備が水面下で着々と進んでいる。

それが、目に見えない世界にある超巨大化した地獄の存在だった。その存在が地上の人々の心に何らかの影響を日々与え続けていたために、この地上にも同じく地獄が広がってきている。終わらない戦争、いさかいが絶えない宗教間、巧妙こうみょうな犯罪、グローバル化した金権主義、人権侵害など、国を上げてのうそおどし、だましが跋扈ばっこする世の中、これが地獄でなくて何であるのか?

犯罪が増えるのは、善悪のわからない人たちが多くなった証拠である。伝統的で古くさい道徳教育や宗教的教育は効果があるとは言えない。それは唯物論ゆいぶつろん教育がそれらをなし崩しにしているからだ。

物質文明の未来は、最先端の科学技術をもった国がリードすることになるだろう。

それは人間が物質に依存する文明の最たるものである。

しかしながら、その国は人間として最も大切なものを見失っているがために、全世界がディストピア(暗黒世界)となることは目に見えている。

これから、地上の人々に対して神の手が降る。地球が生き物であると分かるような大きなショックが起こることになる。

それを乗り越えた先が、物質文明とは正反対の『霊性文明』なのだ。

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この地球は霊性文明に突入しなければならない。そのための地球が、リセット(生まれ変わりをする時)であるから、もう科学、物理、医学、歴史、思想、哲学や宗教、さらに唯物論教育など、これまでの地球の物質文明に不可欠だった分野を終わらせる時が来たのだ。これらは、基本的に間違った認識によって成り立っているために、魂として最も有意義である霊性文明には相応しくないからである。よって、新たにこの地球に残る魂と、別の惑星に行く魂を峻別している最中である。この地球に残る魂は霊性文明に相応しい者に限る。この書籍の内容を僅かでも信じられる者、理解できる者を残したい。なぜなら、私が説いているこのような真実、事実の上に霊性文明が開かれるからである。これから2030年の地球のリセットを乗り越えられるかどうかはあるが、サバイバルできた少数の地上人類が『霊性文明』を開く役目をするだろう。この霊性文明こそが、人間の潜在能力や可能性を最も引き出すことができ、各魂の成長がもっとも期待される文明となる。その文明を生きることによって各魂は高次元世界へと昇進し、いずれ神格ある存在へとなっていくのだ。『霊性文明』こそが地球創造時の理念「覚醒の星」どおりの念願として叶うことになるからである。