近い将来は、バーチャルリアリティがあたりまえになってきそうです。

それがAI(人工頭脳)ロボットなどと合わさっていろいろなサービス形態が

できてくるでしょう。

大きくは『衣食住』の人間の体内に必要な「食」以外はすべてにVRが使われる

可能性があります。

そのときに、人間の持つ『心』の重要性を無視して進歩していった場合は

そこには危ない未来が待ち受けている感じしています。

 

将来、VR特有の規律や秩序が必要になる

仮想現実はバーチャルリアリティとも言います。

アメリカで流行った『Second Life』というバーチャルリアリティなゲームがあります。

自分がアバターになって仮想現実空間に自分の理想の生き方を実現させるゲームです。

 

最近SONYも「プレイステーションVR」を発売しています。

専用ゴーグルをつけると周囲360度がバーチャル空間になってゲームができるものです。

 

使い方によっては、そのようなVRはとてもいいとは思います。

たとえば、防災訓練や乗り物の操縦シュミレーション、住宅のモデルルーム、

宇宙ステーション移住など体験型には適していると思います。

 

しかしながら、Second LifeというVRゲームのようにまるで、この世と同じような世界

を創ってそこで自分のアバターが生活をするようなところまで行くとかなり危険なところ

もあります。

この世的なルールや善悪が通じない世界になり、この世以上に混沌とするかもしれませ

ん。

アバターの世界のゲームだからと、かなり羽目を外す事にもなるでしょう。

この世がうまくいかないからとVRの世界で満足のいくVR生活を選ぶ様になり、

本来の自分から逃避するかもしれないです。

 

近い将来、VRの世界もかなり高度になり、もっとリアルな空間が創れる様になっていく事

が予想されますので、かなり危険なにおいがします。

 

人間の主役は「心」

そのような世界にはまってしまうと、この世の社会的責任感が欠如しはじめます。

たぶん、意識が逆転現象を起こしてしまい心に葛藤が生まれて、

この世に適合できなくなることが予想されます。

なぜならVR世界で自分が想った様にできたとしてもこの世はそのような世界では無いから

です。

 

VR空間の人間はデジタルで創られたものです。

この世の人間は神の愛で創られた「生命」という尊い価値をもったものです。

 

そのような仮想の人間を相手にして、同じようなレベルで捉えるようになると、人間の尊

厳自体も軽視するようになります。

仮想現実か現実かの錯覚に陥り、社会に適合できない病人が生まれるかもしれません。

 

人間は「心」が主役で自分自身をコントロールしています。

すべての指令がこの「心」の部分から出て頭脳の知識や言語をコントロールしています。

この基本を無視してデジタル未来に進んでいった場合、かなり怖い世界になると危惧して

います。

これは、AI(人工知能)ロボットとの関わりにも同じ影響が生まれるかもしれません。

 

現実の世界には「愛」がある

第二の人生、セカンドライフというのは、本当は「仮想現実の世界」という意味であって

はいけないのです。

「第二の人生」の本当の意味は、現実の世界に生きている人間の心がポジティブに

変わる事です。

反省をとおして心のけがれ、汚れを落としてポジティブな心に変化させることが重要です。

反省は本当はそのようにとってもシンプルな方法なのです。

シンプルな方法を実践するだけで、ネガティブな心がポジティブに変わっていきます。

 

本当にポジティブな心に変えることができたら、感謝の念が強く成ってきます。

心が温かくなってきて、自分が「愛」に包まれていることを実感できます。

 

本当の第二の人生、セカンドライフは、心から「愛」に目覚める人生になります。

その「愛」とは自分の為の愛ではなく自分以外の人々、動物、植物、ありとあらゆる

物に対して向けられるようになります。

 

その感覚を味わってこそ、この「愛」を感じてこそ本当の『第二の人生』が始まっていく

のです。

 

仮想現実の世界では、このような「愛」は感じる事ができないでしょう。

だからバーチャルリアリティの世界はあくまでも人間にとって疑似体験にしか過ぎませ

ん。

 

ですから私達は、本当の『Happy second life』に目覚めようではありませんか。

 

まとめ

・現実と二重写しのVRゲームが高度化した時、心の状態が危惧される

・心が主役であることを否定したとき、人間として危険な領域に入ってしまう

・この世は「愛」に包まれている世界、現実世界を生きるのが本当の第二の人生