最近、立て続けに芸能人の自殺があった。コロナウイルスのパンデミックの影響で先が見えない世の中に不安になってのことだろうか、しかし、芸能人の自殺は一般人にとっての影響は大である。やはり、これ以上自殺者を増やさないためにも人間としてスピリチュアルな面での霊性教育は不可欠となってきている。特に筆者の別のブログ記事「自殺者の死後には何が待ち受けているのか」の読者が、芸能人の自殺後にいつも顕著に増えているので、自殺を選ばない心の持ち方によって心を霊的に元気にする方法を書いてみた。

自殺抑止のためのブログ記事

筆者が3年以上前にブログを書き始めるにあたって一番に思ったのが「自殺者」を減らしたいと言うことだったのです。

それは、筆者自身が死後の世界、霊的世界に存在している迷える霊や地獄の霊との対話から、自殺願望をもった人を何とか救えないものかと思って始めたことだったからです。ですから今では150記事のうちの2割近くは自殺についての記事が読まれています。中には読んで救われた、思いとどまることができたと言う感謝の言葉を頂いています。

自殺を考えている人は、自殺後の死後の世界がどうなっているのか知りたいのです。だから、この記事よりもリアルに自殺者の死後の様子が書かれています。

その実情を知ることでそれが抑止に繋がってくれれば良いと思っています。

しかし、実際にはまだまだ筆者の力は微力でしかありません。それはまだ本格的に始動をしていないからです。もう少ししたら、世の中を変革させるつもりでいますが今、霊的な力を溜め込んでタイミングを待っています。

自殺と見なされない自決は確かにある

自殺に見えて自殺ではないものがあリます。いわゆる「自決」と言うものです。

「自決」を辞書で調べても自殺との違いまでは正確には書かれていません。

例えば、第二次世界大戦で日本が敗戦を覚悟し最後の戦いとして挑んだ特攻隊などは自決と言います。それは自分で死を選んではいますが、お国のため、家族や他人のために自分の命を犠牲にして戦っています。その場合は、他人への愛、他への愛があり自己愛ではありません。ですから、そのような人たちはすでに天国へ導かれています。これは歴史上でも社会や国ため、他人のために自決せざるをえなかった人は別なのです。

例えば、線路に人が堕ちているのを瞬時に助けたけれども助けた本人が死んでしまった場合、これも他人への愛が評価されるので、天国へ即導かれて天国の大勢の霊人から称賛されます。

「自殺」と「自決」の大きな違いは、同じく自分自身が死を選んだとしても、その動機が「自己愛」か

「他人への愛」かの違いです。

しかしながら、自己愛が強い人は自殺しやすい傾向があります。自己愛というのは自己中心的な考えが強く、他人に対しての思いや考えが欠如して、さらに自分自身も客観的に見ることが難しいし世の中に対しての視野が狭い傾向があります。多分、「あなたは自己愛が強い人だよね」と言われなければ気がつかないかもしれません。

自分に向けるベクトルを他人へ向けることが本来、「人」と言う文字が他人に支えられているような形をしていますが、人という本質を表しています

この世の生まれた理由の中には、他人との共存共栄の中でどのように自分を発揮して社会や他の人に愛を与えていくことができるのかと言う課題があります。なぜなら、基本的には人間は神の子ですから、神のように与える側の愛を学ばなければならないし、発揮しなければならないのです。

しかし、それを無視して自分にばかり意識を注いでいると、神の意志とは離れてしまい、自己愛が強くなって同時にネガティブな心を維持することになるのです。

ちなみに心中しんじゅうは、他人を自己愛に巻き添えにした他殺になりますので苦しい世界に行きますし、集団自殺はさらに厳しい世界に行ってしまいます。集団ですからそれが地獄の霊域をつくることになり、個人として目覚めるのが大変難しいでしょう。

死ねば楽になると言う風潮が自殺に追い込む

「死ねば楽になる」と言ううそうわさ払拭ふっしょくしなければ、自殺はなくならないでしょう。

「死ねば楽になる」や「人間は肉の塊なので死ねば無くなる」などと言うのは、この世に執着した人の願いが入った考え方でもあるのです。この世に生きている時に作った罪は無くなってしまうことを望んでいるのでしょうか。悪い人に大変、好都合な理論でもあります。悪いことをしても死ねば無くなるのだから、何も責任を取らなくて済むからです。

しかし、その理論は全くのデタラメです

なぜなら、筆者は、毎日のように天国の上層部の世界と交信していますし、また、どこかに出かければ毎回、迷える霊を連れて帰るからです。その中で全ての迷える霊は生前、「人間は死ねば無くなる」と言う噂を信じているのです。

ですから、まだ無くなってもいない自分自身が生きていると思い込んで天国に行けず、地獄の延長線上のこの世の次元で生きている人と共に普通に生活しているわけです。

筆者が「あなたはすでに死んでいますよ」と教えないと理解できないのです。まだ生きていると思い込んでいるために手も足も体も頭も存在しているように本人には見えているからです。

自覚させるための説得がいるのです。

そのような迷いの霊(幽霊)はどこにでも、また、怖がらせるつもりはありませんが、あなたのそばにも居るでしょう。

しかし、誰でも嘘の噂を信じていれば死後にこのような迷える霊になる可能性はあります。ですから、自殺の場合は、楽にならずにこの世よりも何倍も苦しい境地におかれます。さらにすでに死んでいることの自覚がありませんので永遠とも思える時間を苦しみながら過ごしています。特に自殺の手段を選んだ通りのままの境地を何度も味わっているのです。

元はと言えば、死後の世界は無いし、楽になると言う思いがあったために自殺願望をもってしまったのです。死後の世界のしっかりした知識や人間が生きている目的などが分かっていれば自殺は絶対にできないのです。

言葉は生き物であり、凶器でもある

「死ねば楽になる」とか、「人間は死ねば全て無くなる」と言う言葉を使った人は大きな罪を犯していると言えるのです。

ですから、その言葉が理由で自殺者が出ていれば、言葉が一人歩きしているのでその言葉を吐いた人には責任があるのです。

もし自殺願望者に直接その言葉を言った場合、言った本人は死後に地獄で自殺幇助ほうじょの罪で大いに反省させられるのです。それは逃れられません、心に全ての言葉や思い、考え、行動や他人との関係の履歴が残っているからです。

ですから、言葉は生き物であり凶器だと思った方が良いです。最近、SNSでも言葉の暴力によって自殺した有名人がいましたが、言葉は凶器であることをしっかり認識して欲しいのです。吐いた言葉は打ち消すことができるまで生涯心の奥に残ります。それで他人を苦しめたら、その思いも引ズルことになりますので死後まで持ち越さないように生きているうちに反省及び謝罪をするべきです。

結局、言葉は吐いた者に必ず戻って来ると言う法則通りになります。ならば、良い言葉を吐くようにすれば良いのです。

また、もし、これまでに「死ねば楽になる」のような言葉を信じていたり、他人に使っていたりしたら、今のうちに取り消して反省することをお勧めします。そうすれば心の履歴が修正されるからです。

それと、あるいはこのような人も居ます。「死んだら分かるから今は死後の話は聞きたくない」と言う人も多くいます。しかし、そう言う人ほど死後に迷える霊になって死んでいるのか死んでいないのかわからない境地に堕ちいってしまうのです。天国に行けないならば、生前、死後の知識がなければ死んでも分からないのです。

ですから、いつ災害に見舞われるか交通事故などで一瞬にして死ぬことも全ての人にある機会なので、また、全ての人はいつかは必ず死にます。なのでこのプログで知識をつけておくことが大事です。

現在、地球人口の半分以上が天国に行けないのを知っているので筆者は本気で言っているのです。日本は自殺者が世界でも多いために天国に行く全体の割合がさらに低い気がします。

自殺を思いとどまるべき霊的理由

一方、自殺に追い込まれている心境の人に言いたいのは、この「死ねば楽になる」などと言う言葉を信じてはいけません。

人間は、魂として永遠に生きている存在であり、本来天国に戻り、また学びのためにこの地上に生まれ変わるようになっているのです。ですから天国が本拠地で、この世は学校のようなものです。

ですから、しっかり卒業まで頑張らなくてはならないのです、中退したことになり、また来世、同じような境界でやり直しが来ます。

あなたの課題は、あなた自身が解いて納得するまで諦めてはならないのです。生まれ変わりはその繰り返しによってあなた自身の課題のクリアを経験してあなた自身の魂は大きく成長していくことができるのです。

中途半端にこの世を去るならば、今の環境より孤独なところで反省しなければなりません。閻魔様が地獄に落とすのではなくて、あなたの心が自分の苦しみから避け、逃げるところを選んでいるために、それにあなたに鏡のように客観的に見せるために相反するところに行ってしまうのです。そこでの苦しみが今より倍増して永遠とも思える苦しみが続くのです。

そして、何かがきっかけで自分が反省し、天国に帰れたとしても、来世また、この世のどこかに生まれて前世にクリアできずに自殺をしてしまい、苦しみから逃げてしまった同じような機会に出会でくわして試されます。

その同じ課題をクリアするまで続きます。いわゆるあなたの苦手な箇所であり、悪い傾向性があるポイントです。これを仏教で業とかカルマとも言います。この言葉はどうでもいいのですが、要は今回、自殺を選んでしまったら、そのくせを断ち切るまで次回も次々回もずっと続きますので、何が何でも忍耐するべきです。

例えば、何か特定の苦しいことがあった時にいつも逃げたくなる癖のような悪い傾向性を忍耐し、これを断ち切る必要があるのです。

また、少し状況は違って衝動的に自殺を選ぶ人も、感情のコントロールがうまくできていない傾向性がカルマとしてあります。

ちなみに、最近の芸能人で人気のあった若い男性俳優とその年上の女性俳優が時間差で自殺しています。この二人がにこやかな笑顔でソフトクリームを食べている写真を見て、ドキッと驚きました。この二人の心の中を追求しませんが、何か?関連性、繋がりがあるようで、引き合っている波動を感じました。

自殺は衝動的にしてしまう本当の原因

これらの心の良くない傾向性が自殺の誘因になっていますが、実際には、最後に自殺に踏み切る時は、大抵が、その良くない心に同調した霊が取り憑いてそそのかして自殺に追い込み手招きしているのです。その霊も自殺をした時に似た傾向性をもっているために磁石のように取り憑きやすいのです。こういう波長同通の法則と言うのがあります。

ですから、取り憑かれるところまで心をネガティブにしてはいけないのです。

「死ね!死ね!」と言う言葉が聞こえる人も多いからです。その言葉が聞こえていなくとも、あたかも死ねば楽になるように何となく洗脳及び催眠術化されて、衝動的に自殺にもっていかれるのです。

この世も含む霊的世界は心の世界でもあるので、心のコンディションには十分に注意を払ってください。

ネガティブな心の状況を長く維持してはいけないのです。これは絶対に辞めてください。

無理にでも楽しいこと、嬉しいこと、こうなりたいと言ったポジティブな考えをするように、また、鏡の前で笑い顔をしたり、他人に笑顔でありがとうと言う感謝の言葉を言ってみるとか、これまであまり言ったことない良い言葉を吐くように踏ん張ってやってください。

「苦しいことは長くは続かない」と言う言葉を言い聞かせることも必要です。

「自殺者の死後には何が待ち受けているのか」のブログ記事にも書きましたが、自分より他人の方が苦しんでいることも多いです。

筆者も他のブログに書いていますが、波乱万丈、多くの苦しみを乗り越えてきました。だから、霊的に目覚めることができたのです

救いは、守護霊にお願いすること

そこで強く言えるのが、どなたにも守護霊が付いているということです。

あなたを見守っている守護霊がいます、あなたの思い、考え、苦しみなど全てを知っています。一緒に涙を流しているのです。しかし、守護霊が直接助けることはできません。それはあなたが乗り越えなければならない課題だからです。

しかしながら、アドバイスなりをインスピレーションでもらう方法があります。

それはあなたの心をポジティブにすることが必要で、心の持ち方次第なのです。

ポジティブなら天国の守護霊に、ネガティブなら地獄の悪い霊に通じてしまうので、心を改善する必要があるのです。心の改善には今苦しんでいることのあぶり出しや反省が大事ですが、その前に弱った心を元気付ける方法がまずは必要です。そのために祈りが大切になります。

その方法は呪文じゅもんのように下記の文章を声を出して何度も読んで見ることをお勧めします。そうすれば、気持ちが入り、口にした言霊が徐々に守護霊に届くようになります。

「人間は死んでも楽にならない、永遠に生きている存在だからだ。

自分は今苦しいけれども常に守護霊が見守っており自分を愛してくれている。

それに神も自分を応援してくれているから絶対にうまくいくし、幸せになれる。

どうか私に生きる希望を与えてください。この苦しみを乗り越えるための智慧を与えてください」

ある人から呪文のようなものはありませんかと言われましたので、若干宗教的かもしれませんが、この祈りの言葉は効果があります。ネガティブになっている心をポジティブにする魔法の言葉と思ってやってみてください。

コロナウイルスで先が見えない世の中ですが、これからもっともっと大変なことが起こり続けます。ですから、この祈りをしっかり唱え続けることをお勧めします。

あなたに光が降りてきて体が暖かくなるのを感じるでしょう。それが守護霊や神と交流できている証拠なのです。それを感じられれば、もうあなたの心はポジティブになっています。

→ → → 「第二の人生」自殺者の死後には何が待ち受けているのか

Gerd AltmannによるPixabayからの画像