人間とはそもそも何なのか。人間はどこへ向かっていくのか。

真実は、「この世」の物質世界の中だけにはありません。

本当は、「この世」の人間は誰しもこの3次元世界を超えたところに、

すでに存在しています。

 

それは「心」に目を向ければ、感じることができるのです。

なぜなら、「心」はすでに「死後の世界」に繋がっているからです。

自分自身の思い込みが邪魔をしている

人間は、「この世」の物質世界では五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)

という感覚をつかって生きています。

これらを感じるための肉体的な要素があり、頭脳という意識が

加わって、これが自分自身であると思い込んでいます。

間違った常識を鵜呑みにしていないか

特に最近では、頭脳に「心」があるという脳科学の影響で

「心」も科学で解明できるような風潮になり、頭脳教育や

頭脳を鍛えることが流行っています。

 

それとクローンにより生き物のコピーができるところまで

科学技術が発達して、人間のクローンも実験しているようで

倫理問題にもなっています。

 

しかし、これらは科学者自身の五感や頭脳で計れるところまでで

生き物を物質として捉えている唯物主義の範疇からは抜け出してはいません。

 

本当は、神の創造した世界は唯物主義科学者の思考とは、月とスッポン以上

違うことを謙虚に受け止めて、まずは神の創造した世界を信じるところから

始めるべきなのです。

 

唯物主義を甘くみていないか

科学技術が進歩していくことが悪いといっているのでは、ありません。

神の創られた世界を物質の中に閉じ込めている考えが悪いのです。

 

「この世」が唯物主義に侵されてしまえば、人間や生き物の価値が下がり

生命の尊さが失われてしまいます。

唯物主義の思想が蔓延すれば、人間も物質同様の扱いで

人権もなく、悪事を働く者や犯罪が横行したり、戦争が増えて

この世が地獄化していくことが目に観えているからです。

 

実際、独裁者のいる唯物主義の隣国を観れば、

宗教弾圧や政府に逆らったものは人権無視をして

粛正している現状があるので検討がつくのではないでしょうか。

 

最近は、唯物主義を信奉しているマスメディアの誘導によって

社会風潮が、日本も隣国とあまり変わらなくなってきたところ

に懸念をしています。

 

この世の3次元世界は、実は異質な世界

神の創られた世界は「この世」だけではなく、

次元の違う世界がたくさんあります。

この世と対比するところに死後の世界があるように

思いますが、本当は多次元世界になっているのです。

 

多次元世界の天国は、この世に近い次元から

神に近い高次元世界まで分かれています。

人間は、本来さまざまな天国の住人であり、

この世に目的があって生まれてくるのです。

 

天国が故郷であり、真実の世界(実相の世界)であり

この世は、魂の成長のための学校のようなもので

異質な世界なのです。

 

天国に長く住むと魂の成長が遅れる

天国では、同じ気持ちの通った者たちが、波長同通の法則によって

仲良く平和に暮らしています。

 

しかし、切磋琢磨や軋轢、ストレスのあまりない、

ポカポカした天国に長く住んでいれば

人間(魂)の成長が遅れるようです。

 

本当はもっとその天国より素晴しい幸福な世界が

あるのに、向上心もなく生温く馴れ合いになってしまい、

魂の成長が遅れてしまうことに神は懸念をして

3次元世界に学校のような「この世」を創ったと言われています。

 

カラダ(肉体)という不自由なものを着ている

この世には、様々に違う次元の魂が、

天国から地上へ人間として生まれてきます。

 

地獄から目覚めて天国に帰った魂や

神格のある魂までさまざまな個性をもった

魂が「この世」に人間として生まれ変わるのです。

 

天国では波長同通の法則によって似た者同士が、同じ村や町に住んでいたのですが

「この世」は、ごちゃまぜの異質な世界になっています。

 

その代わりに全員が共通なものとして、カラダ(肉体)という不自由なものを

着ることで、お互いが違う次元の天国から来たことが解らない様に

なっているのです。

それとほとんどの人間は生まれる前の記憶も消されてしまいます。

 

それらの理由は、様々な天国の世界から、「この世」に何度も生まれ変わり、

切磋琢磨や軋轢、ストレスを経験して学んでいくことで、

魂を成長させることに目的があるからです。

それに自己実現するための向上心が生まれる様な世界にしているのです。

 

なおさら死後の世界を忘れてしまう

「この世」では、カラダ(肉体)という物質を着ているので衣食住を必要とします。

 

「この世」に生まれてしまうと、前に住んでいた死後の世界を忘れてしまう

ようになっていますが、カラダ(肉体)に縛られているので

なおさら、自分自身を五感や頭脳で判断することを優先してしまうのです。

 

「心」は死後の世界や守護霊と繋がっている

自分自身を五感や頭脳で判断をするようになるから

目に見える物質が判断材料として頼りになってしまうのです。

 

しかし、本当は「心」に目を向ければ死後の世界(前に住んでいた)に

アクセスできるように仕組んであり、「心」は死後の世界(前に住んでいた)

や守護霊と繋がっているのです。

 

カラダ(肉体)はこの世の物質世界にあるのですが、

「心」は見えないので、この物質世界にあるようでないのです。

 

それは、手にとって観ることができないからです。

「心」は頭脳にはなくて心臓あたりにあります。

 

この基本を唯物主義の科学者が「心」は頭脳にあるといって

ねじ曲げているから厄介なのです。

 

頭脳の役割は、コンピューターのハードディスクやCPUなど

のように知識や言語を記憶して、瞬時にカラダ(肉体)に

信号として指令を送って、動かしています。

 

その頭脳に命令をする司令塔が、肝心の「心」になります。

筆者は、脳梗塞で完全な半身麻痺を経験して

「心」とカラダ(肉体)の関係が理解できました。

あなたは誰?と言われたら「心」があなた自身

頭脳が思考の中心ではなく、「心」が思考の中心なのです。

その「心」には「この世」での思い、考え、行動すべてが

記憶されています。

 

人は死んだ時には、カラダや頭脳は燃えて灰になりますが

元々、見えない世界にある「心」は、

霊(魂)と共に死後の世界に戻るようになっています。

 

そして死後、「心」に記憶されている生涯の思い、考え、行動

や知識や経験から判断して

魂がどのように成長したかが、解る様になっているのです。

 

それが、「あなた自身」そのものということになります。

 

「この世」の人生で成長するか、後退するか

「この世」の人生で成長していれば、

元に住んでいた天国にもどるか、それ以上の天国に行けるかになります。

しかし、「この世」の人生で成長どころではなく後退した場合には、

地獄の反省所に行くようになっているのです。

 

「この世」に生まれる前にある程度の課題や目標をもって

生まれてくるのですが、それには元々霊的な自覚をもち神への信仰が

欠かせないのです。

しかし、「この世」の人生では、物質世界が真実であると錯覚してしまい、

そこに様々な欲が絡んできて、人生が曲がってしまうのです。

 

近年では、唯物主義や無神論が流行っている影響で

「この世」の人生の結果が、後退している人(霊)の割合が多く、

そのせいで地獄や「この世」に彷徨う霊(魂)が多くなり

天国の世界から「この世」の人間を按じているのです。

 

「心」はすでに死後の世界に繋がっている

「心」は目には見えませんが、すでに死後の世界と繋がっているのです。

 

「この世」の物質世界に染まり過ぎないように

「心」の潜在意識には、前に住んでいた死後の世界や守護霊と

繋がっているのです。

 

人生のどこかで「死後の世界や守護霊」を思い出させるような

きっかけが用意されていますが、

現代の雑多な情報化社会の中において、それに気がつく機会が

打ち消されているところもあります。

 

しかし、どの時代にあっても普遍の真理を説いている宗教家、哲学者

霊的に目覚めた者などが世界のどこかに出てくるように仕掛けられています。

 

真理の中には、必ず「心」の重要性があり、霊的に目覚めて

「この世」の人生が後退ではなく、成長していくように促しているのです。

 

「心」の中はすでに死後の世界から観られている

「心」があなた自身であり、思考の中心なので

心の中で思ったことや考えたことは、死後の世界(見えない世界)

では、すでに伝わっているのです。

 

「この世」からは見えませんが、死後の世界からは

あなた自身の心の中はガラス張りになってよく見えています。

言葉を発しなくても思いが、誰かに伝わっているのです。

 

この事実をまず、知っておいてください。

筆者は、見えない世界との関わりの中で

その感覚をいつも体験しています。

 

それによって、良いものを引き寄せるかどうかで

あなたの人生に影響がでてきます。

  → → →【心の錬金術】引き寄せの法則?「心がすでに引き寄せているもの」

まとめ

「心」の存在がどういうものかが、少しは解って頂けたかと思います。

現代の教育では、霊的なものは蚊帳の外において

いるために残念ながら、「心」が重要視されていません。

 

しかし、本当は「心」抜きでは人間を語ることさえできないのです。

 

筆者が33歳の時の悟りの経験には、「心」が最も重要でした。

「心」に積もっていた、アカや汚れを反省によって浄化して

長い年月をかけて報恩を重ねて今に至ります。

 

その修行ともいえる25年間で、「心」をコントロールすることを学んで

守護霊や支援霊と繋がって霊的な力をつけることができたのです。

この悟りに至る方法は「心」の修行抜きではありえません。

 

「心」の世界は、すでに死後の世界と繋がっていることを信じてください。

 

本当は、ほとんどの人が「心」を死後の世界(見えない世界)

の誰かわからないところから、コントロールされていることに

気がついていないのです。

それは、自分自身の思いや考えが引き寄せているからです。

 

しかし、「心」を自分自身でコントロールすることができ、

守護霊と交流ができるようになれば

死後の世界や死後は、怖くなくなるのです。